ミニオン
提供:MTG Wiki
ミニオン/Minionは、クリーチャー・タイプの1つ。しもべ・召使い・手下・下僕などを意味する。
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ミニオン(Minion)
潜伏工作員が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、潜伏工作員のコントロールを得る。
あなたのアップキープの開始時に、潜伏工作員はあなたに2点のダメージを与える。
伝説のクリーチャー — アバター(Avatar) ミニオン(Minion)
触れられざる者フェイジが戦場に出たとき、あなたがそれを自分の手札から唱えたのでない場合、あなたはゲームに敗北する。
触れられざる者フェイジがクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。
触れられざる者フェイジがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはゲームに敗北する。
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ミニオン(Minion)
潜伏工作員、ザンチャは、あなたが選んだ対戦相手1人のコントロール下で戦場に出る。
潜伏工作員、ザンチャは可能なら各戦闘で攻撃する。これはオーナーやオーナーがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃できない。
(3):潜伏工作員、ザンチャのコントローラーは2点のライフを失い、あなたはカードを1枚引く。この能力はどのプレイヤーも起動できる。
初出はミラージュのショークーの下僕/Shauku's Minion。テンペスト・ブロックからオデッセイ・ブロックにかけて、ファイレクシア/Phyrexiaや陰謀団/The Cabalといった「悪」の陣営に属するクリーチャーの多くがこのタイプを持っていたほか、再録やクリーチャー・タイプ大再編などによっていくつかのクリーチャーもミニオンの仲間になった。しかしレギオンの触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableを最後に長らく新規カードが登場しない状況が続いた。そして2014年、Mark Rosewaterは自身の個人ブログにおいて「新しい製品でミニオンを扱うことは(残念ながら)ない」と発言した[1]。公式記事でもそれに触れており[2]、新たなミニオンの登場は絶望視されていたが、統率者2018に新たなミニオンである潜伏工作員、ザンチャ/Xantcha, Sleeper Agentが登場。新規カードとしてのミニオンの登場は実に15年ぶり。その後も統率者2019で新規カードが2枚追加されたものの、以降は再び新規カードが途絶えている。
基本的に黒かそれを含む多色に存在する。例外は青単色の潮水の下僕/Tidewater Minionのみ。
ロードとして汚らわしき者バルソー/Balthor the Defiledがいる。
ミニオン・トークンを生成するカードにファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processorと冥府からの誕生/Infernal Genesisがある。
伝説のミニオンは統率者2019現在、6体存在する(「伝説の(Legendary)・ミニオン(Minion)」でWHISPER検索)。
- 深淵の狩人/Abyssal Hunter、スークアタの暗殺者/Suq'Ata Assassin、センギアの従臣/Sengir Autocratの3枚は、再録やオラクル更新でミニオンになったのち、さらなる再録やオラクル更新によって現在ではミニオンでなくなっている。有名なミニオンである触れられざる者フェイジが2度に渡ってクリーチャー・タイプが変更された(ミニオンが失われたことは一度もないのだが)ことも手伝って、移り変わりが激しいタイプとしての印象が強い。
- サンダー・ジャンクションの無法者では「悪党の子分」を意識したタイプとして再登場する計画があったが、Doug Beyerの提案で傭兵に取って代わられた[3]。
脚注
- ↑ Blogatog
- ↑ Unstable Scraps, Part 1/『Unstable』のスクラップ その1(Making Magic 2017年11月27日 Mark Rosewater著)
- ↑ Outlaws of Thunder Junction Vision Design Handoff Document, Part 2/『サンダー・ジャンクションの無法者』展望デザイン提出文書 その2(Making Magic 2024年4月15日 Mark Rosewater著)