ファッティ
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ファッティ(Fatty、Fattie)は、大型クリーチャーを指すやや古い俗称。「太った」の意。
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の公式サイトでは、2019年初頭[1]を最後に使用されなくなっている。日本支社によるサイトでも使用しているのは一部のライターのみ(日本公式サイトを「ファッティ」で検索)。
Mahamoti Djinn / マハモティ・ジン (4)(青)(青)
クリーチャー — ジン(Djinn)
クリーチャー — ジン(Djinn)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
5/6一概には言えないが、大体4/4[2]か5/3[3]からそう呼ばれるとのこと。
かつて初心者や海外(特に本家アメリカ)プレイヤーは重くてでっかいクリーチャーを好むと言われていた(→Timmy, Power Gamer)。これはひとつの傾向に過ぎないが、情報の流通が遅かった時代には大きな大会のバイヤー・ブースにおいて7~8マナもして構築ではほとんど使えないドラゴン・カードが、日本バイヤーでは100円程度、米国バイヤーのほうでは500円といったように並んでいた牧歌的な光景も見られた。
ファッティはティミー好みのカードだと思われがちだが、重視するものが異なるジョニー、スパイクそれぞれに向けたファッティも多く存在している。 Mark Rosewaterによるデザイン記事[3]も参照。
- ファッティはデッキのフィニッシャーを務める場合も多いが、当然ファッティでないフィニッシャーも存在する。
- 以前はイラストからファッティと言えばマハモティ・ジン/Mahamoti Djinnのことを指したが、その後イラストに関係なく使われるようになった。
- ちなみにカード名を「Fat」で検索すると思ったより多くのカードが出るが、あくまで「運命/Fate」などの語が引っかかっているだけである。
- カードの発売形式として、英語版のみファットパックという箱もあった。
- リミテッドで強力なファッティが「神」などと呼ばれるのは、多少のコンバット・トリックを駆使してもどうにもならないことが大きな要因。
- かつてはビートダウン・デッキのうち比較的大型のクリーチャーで殴り倒すデッキの総称としても使われていた。
脚注
- ↑ PRECOGNITIVE PERCEPTION/予知覚(Card Preview 2019年1月3日 Sam Stoddard著)
- ↑ Magic Jargon(Daily MTG 2013年12月3日 Ted Knutson著)
- ↑ 3.0 3.1 Fatty, Fatty, Two By Four(Making Magic 2007年3月26日 Mark Rosewater著)