デッキリスト
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デッキリスト/Deck Listとは、デッキに入っているカード名とその枚数を記した一覧表(リスト)。
トーナメントにおいては、ルール適用度が「競技」(旧RELは3)以上なら、デッキ登録は必須である。ルール適用度が「一般」であっても、主催者の判断によりプレイヤーにデッキリストを提出させることができる。
多くの場合、土地とそれ以外の呪文およびサイドボードに分けて記入する。カード名は(日本国内のトーナメントにおいては)日本語あるいは英語で正確に書かなければならない。ただし、マジック違反処置指針の規定により、ストーリー上のキャラクター(伝説のパーマネント)については、そのフォーマットにそのキャラクターが1種類しか存在しない場合、その名前から始まる他のカードがあったとしても、その名前だけを書いても良い。
- デッキリストを書き間違えた場合、リストを修正するとともに、「ゲームの敗北」の懲罰が与えられる。ただし書き間違えたとしてもどのカードか容易に判別出来る場合は懲罰までは行かない時もある、とはいえ疑われるのには変わりないので、適正に素早く書く事が重要である。
- デッキリストの誤りに関する罰則は何度か変更されており、時期によって「不足分を基本土地で補う」「失格になる」といった現在と異なる措置を取っていることがあった。
- 12Knightsのアダーカー荒原/Adarkar Wastes、サイカレスのサイカトグ/Psychatogなどが、デッキリストの書き間違いに絡む逸話として有名。
- 「デッキレシピ」、または単に「レシピ」と称されることがある。現在では一般的には「レシピ」は主に「調理法」という意味で料理用語として使われることが多いが、本来は医学用語で「処方箋」という意味である。
- シルバーバレットを行うデッキの場合、1枚挿しのカードが多くデッキリストが何かと長くなる。逆にスライのような方向性が決まったデッキでは4枚積みが多く、そのような短いデッキリストはしばしば「漢らしい」と評される。
- タワーデッキは当然数百枚のカードを全部書かなくてはならない。使うプレイヤーはもちろん、著名なイベントで上位に入るとウェブページでデッキリストを作成するライターも悶絶するのはご愛敬。
- デッキリスト提出用紙は事前入手が可能なため、某プロのように当日朝までデッキを作らない人は別として、デッキ決定段階で余裕を持って記入するべき。時間に追われれば追われるほどミスは多くなりがち。
- リミテッドの大会ではチェック式のデッキリストが使われる。84枚をその場で記入するためにミスしがちなので、入念に確かめたい。
参考
- decklist, dos and dont's.(closet belief 2、文:testing)
- トーナメント用語