シェフェトの大悪鬼/Shefet Archfiend
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7マナと重く、普通に唱える頃には対処できない大型クリーチャーが戦場に定着していたり、これで除去可能な小型クリーチャーの群れに攻められ敗北していたりといった事態になりやすい。それをカバーしているのがサイクリングで、捨ててから早い段階でリアニメイトすることでETB能力を有効活用できる。しかしこの用途でも、登場時のスタンダードには苦難の収穫者/Harvester of Miseryというより素出ししやすい競合先が存在するのが懸念点。
霊気走破のリミテッドは比較的遅い環境のため素出しも考慮に入るものの、やはり狙えるならリアニメイトを狙いたい。黒だけでも軌道修正/Back on Trackは使えるが、色の組み合わせ自体が墓地肥やしにフィーチャーしており、ブルードハート・エンジン/Broodheart Engineという追加のリアニメイトカードを持つ黒緑ならベスト。
- サイクリングを持つことや能力からイフニルの魔神/Archfiend of Ifnirを意識していると思われる。
- 一方、Archfiendの日本語訳は異なっている。同単語はイフニルの魔神以降「魔神」が定訳となっていたが、このカードではArchfiendが初使用された悪行の大悪鬼/Archfiend of Depravityと同じものに戻っている。