燻蒸/Fumigate
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タルキール覇王譚ブロック以降見られるようになった「おまけのついた5マナの全体除去」のひとつ。これは破壊したクリーチャーの数だけライフを得る。
これを撃てる状況なら大抵の場合3点ほどは回復できるだろう。勝敗がほんの数点のライフに大きく左右されるウィニー系のデッキには猛烈に突き刺さることになり、そうしたデッキが苦手な低速コントロールにはうってつけのカード。
カラデシュ登場時のスタンダードでは登場と同時に頻繁に使われていた衰滅/Languishがローテーションで退場したこと、他の選択肢が次元の激高/Planar Outburst、罪人への急襲/Descend upon the Sinfulと言ったくせのあるものが多いため、白を含むコントロール系デッキの全体除去の定番として活躍した。イクサラン・ブロック期以降は、より軽く多くの除去耐性を無視できる残骸の漂着/Settle the Wreckageが優先されるが、基本的に併用される形で引き続き活躍する。
ファウンデーションズでStarter Collectionとして再録。しかし、1マナ軽い審判の日/Day of Judgmentが同時再録されている上、同じ5マナなら追放型の太陽降下/Sunfallも現役という非常に厳しい状況のためスタンダードではほぼ使われていない。アルケミーは太陽降下がローテーションで環境を去っており、ほかのライバルは若干癖があるため全体除去が5枚以上欲しいなら候補になる。
参考
- 『ドミナリア』発売!新環境攻略(津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ 2018年5月17日 津村健志著)
- リセットカード
- カード個別評価:カラデシュ - レア
- カード個別評価:ファウンデーションズ - レア (Starter Collection)
- カード個別評価:カラデシュリマスター - レア