シロッコ/Sirocco

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赤の青対策カード。 はじめはインタラプトカードだけが影響を受けたが、第６版登場時のルール改訂で有効範囲が広がり、一気に強くなった。 カウンター系のカードだけを狙っていたものが、ドロー系のカードなど青いインスタントならば全て標的となったからである。

トーナメント実績は今ひとつで、特にコンボデッキで使いづらい点が難点だった（他に相手のライフに圧力をかける手段がないと、ライフを払われて終わりになるため）。 相手に選択権があるカードの弱点がもろに出た形である。

また、この時代には赤霊破/Red Elemental Blast、紅蓮破/Pyroblastという軽くて使いやすい対青カードがあったことも、このカードにとっては逆風であった。 通ったときの4ライフロスもしくはディスカードを強いるという能力は2マナとしては強力で、 バーンやステロイド系デッキにとっては決め手になりうるため、一部のデッキのサイドボードに採用される事もあったようだ。

• シロッコ(Sirocco)とは、サハラ砂漠から南欧へ吹く熱風のこと。なんでこんな効果なのか少し疑問。
• 赤で手札破壊をできる可能性のある、珍しい呪文。

参考

• カード名国語辞典
• カード個別評価：ミラージュブロック