詐称者の要求/Pretender's Claim

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マスクス・ブロック、とくにメルカディアン・マスクスでよく目にする、被ブロック時に誘発する能力を持たせる。 その効果は（ほぼ）枯渇/Mana Short。

ただでさえアドバンテージを失いがちのオーラを使ってまで欲しい効果ではない。 何より誘発条件が特殊すぎ。 ブロック抑止に使おうにも、この手の能力を苦にするのはパーミッションくらい。 クリーチャーが少ないパーミッションはブロックしたくてもできない。

リミテッドでは構築以上に意味が薄く、さらにレアリティ上のショックも大きい。（これはアンコモンである。） 残念ながら、使えるカードではなかった。

プロフェシーに登場したリスティックをはじめとするカードとの相性は良いが、それでも使われていないのが現状である。

• 土地をタップするという効果は黒っぽくなさそうで、当時としても若干の違和感の存在は否定できないが、古くは黒にも土地に制限を加えるカードが散見し、今でも緑とともに赤に次ぐ土地破壊２番手として健在。

類似効果という意味では、違和感というほどの違和感はないかもしれない。

参考

• [Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time] 第32位(Braingeyser)
• カード個別評価：マスクスブロック