タイムロードの審判/Trial of a Time Lord
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エンチャント — 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IVの後に、生け贄に捧げる。)
I,II,III ― 対戦相手がコントロールしていてトークンでないクリーチャー1体を対象とする。これが戦場を離れるまで、それを追放する。
IV ― あなたから始めて各プレイヤーは「無罪」または「有罪」のいずれかに投票する。「有罪」がより多くの票を得たなら、これにより追放されている各カードのオーナーはそれぞれ、そのカードを自分のライブラリーの一番下に置く。
クリーチャーの一時的追放を繰り返し、最終章で投票が「有罪」なら追放したクリーチャーをライブラリーの一番下へ送る英雄譚。
期限つきで3体追放できる点は同セットの時の裂け目/Crack in Timeと似通っているが、こちらはトークンは選べない。有罪判決を下すには無罪より上回る必要があるため、多人数戦の場合は狙う対戦相手を絞ることで他のプレイヤーの協力を得たい。白なのでブレイゴの名代/Brago's Representativeや投票の仲買人/Ballot Brokerと併用できるため、多重投票で無理やり押し切る手もある。
このカードの肝は第III章の投票による政治駆け引きである。パーマネントによる一時追放は、通常戦場を離れた際には戻ってくるのが相場であるが、これは投票結果次第で戻ってこない可能性がある。
間接的にではあるが統率者への対策としても有用。統率者は追放しても統率領域に逃げられてしまうが、これに関しては追放能力が3回もあるため、それが過ぎるまでは統率者を戦場に出すのをためらわせることができる。よって「統率領域に逃がしてIII章が過ぎるのを待つ」か「追放されたままにし、有罪なら統率領域に逃がす」の2択を迫る格好になり、数ターンに渡って統率者を機能停止させることが可能。
- 基本的なルールは払拭の光/Banishing Light#ルールを参照。