舞台上の欺瞞/Juggle the Performance
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MTGアリーナ専用カード
Juggle the Performance / 舞台上の欺瞞 (1)(黒)(赤)ソーサリー
各プレイヤーはそれぞれ、自分の手札を捨て、その後、自分の右隣のプレイヤーのライブラリーからカード7枚の複写を無作為に選び、自分の手札に創出する。それらの複写はそれぞれ「この呪文を唱えるために任意のタイプのマナを支払ってもよい。」を永久に得る。
アーティスト:Domenico Cava
Wheel of Fortuneの亜種。引くのではなく複写の創出、元となるカードも自分ではなく各プレイヤー視点の対戦相手のデッキから選ばれる。
対戦相手のカードを有効活用できるかどうかは基本的に運任せだが、どんなカードであってもとりあえず7枚分の手札になるのは確定。例えば手札を追加コストとして消費するようなカードを併用していれば、それがデッキに残っていた場合対戦相手にも逆用されてしまうリスクはあるがとりあえず無駄になることは無い。互いのシナジーの活用には期待できない以上、真っ当に使うのであればシンプルなビートダウンデッキで採用するのが安定するだろう。特に手札を瞬時に使い切ってしまうアグロ系のデッキならばカード・アドバンテージも大きくなりやすいので相性は良好。自分のカードを対戦相手に逆用されないようなデッキを考えるのも面白い。
ユニークながら活用の難しいいわゆるジョニー向けカード。トーナメントレベルで見るには、何かしらのコンボに利用される必要がありそうだ。
登場時のアルケミー環境においては、特にBO1を中心にこのカードを唱えることだけを目的としたデッキが見られる。デッキのこのカード(とサーチカード)以外をすべて土地カードとすれば、マリガンを繰り返すことでBO1の初手補正も相まって高確率で早期にこのカードを唱えることができる。唱えさえすればカード・アドバンテージは取り返せ、対戦相手の有用なカードを奪いつつ不要なカードを押し付けることができる。先述の初手補正に加えハンデスや打ち消しに極端に弱いため、BO3ではあまり見られない。
- 挙動としてはUnfinityの遠心分離機/Centrifugeに近い。デジタルゲーム故に他のプレイヤーのカードと手持ちが混ざってしまう問題が発生しなくなり実現した呪文と言える。