アンティキティー

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アンティキティー/Antiquities
シンボル 金床
略号 AQ, ATQ
発売日 1994年3月4日
セット枚数 全85種類

アンティキティー/Antiquitiesは、2番目のエキスパンション。1994年3月4日に発売された。意味は「古代の遺物」。

概要

アンティキティー(古代の遺物)の名の通り、古代のスラン/Thranの遺物を用いたミシュラ/Mishraウルザ/Urza兄弟戦争/Brothers' Warを題材にしており(時代設定は0AR-64AR)、テリシア/Terisiare大陸全土を巻き込んだ戦いおよびゴーゴスの酒杯/Golgothian Sylex大爆発という顛末を数々のアーティファクトを通して知ることができる。

このセットは、兄弟戦争で使われた数多くのアーティファクトとそれに関連する呪文で占められており、強力なアーティファクトが多いことから「秘宝の宝庫」と言われた。アーティファクトへの偏りっぷりはすさまじく、アンティキティーのカードにおいて、「アーティファクト」という単語が書かれていないカードは露天鉱床/Strip Mineウルザランド3種類、合計4種類しかない(また、ウルザの魔力炉/Urza's Power Plantには、フレイバー・テキストで登場している)。

有名なカードには、Candelabra of Tawnos象牙の塔/Ivory Tower石臼/Millstone拷問台/The Rackミシュラの工廠/Mishra's FactoryMishra's Workshop露天鉱床/Strip Mineテトラバス/Tetravusトリスケリオン/Triskelionウルザランドなどがある。ここに挙げたものの多くは、ミラディン基本セット再録あるいは、リメイクされている。

  • どのような順でカードが見られるか分からない状況でストーリーを表現するにあたって、「兄弟戦争の遺物を発見していくことで過去の物語が明らかになっていく」というフレイバーを採用している[1]
  • Mark Rosewaterは入社以前のマジックにおけるもっともお気に入りのセットとしてこれを挙げている[1]
  • アンティキティーのカードは、約1,500万枚が印刷された。

デザイン

デザイン&デベロップ・チーム Skaff Elias
Jim Lin
Joel Mick
Chris Page
Dave Petty
アート・ディレクター Jesper Myrfors

参考

  1. 1.0 1.1 Drive to Work #790 – Antiquities, Part 1(ポッドキャスト 2020年11月6日)
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