場違い/Wrong Turn

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Wrong Turn / 場違い (2)(青)
インスタント

対戦相手1人とクリーチャー1体を対象とする。そのプレイヤーはそのクリーチャーのコントロールを得る。(攻撃クリーチャーやブロック・クリーチャーのコントローラーが変わると、それは戦闘から取り除かれる。)


クリーチャー1体を対戦相手コントロールの下に迷いこませてしまうインスタント

2人対戦ではクリーチャー限定になった代わりに、インスタントになった寄付/Donateだが、あなたのクリーチャーに限らないので多人数戦では対戦相手のクリーチャーを別の対戦相手に渡すことが可能。

寄付と比べると、クリーチャー限定になったことでコンボの幅は狭まっているが、インスタントになったことで扱いやすさや奇襲性が上がっている。コンボに特化せずとも、例えばデメリットになる死亡誘発能力を持つクリーチャーが除去されそうなとき、対応して押し付けてしまうような用途が考えられるだろう。

それ以上に本領を発揮するのは多人数戦。前述通り、対戦相手のクリーチャーを勝手に寄付できるので、戦場のパワーバランスを崩し、大いに混乱させることができる。とはいえ悪く言えば「わざわざ手札1枚の損をして対戦相手1人を有利にしてやるカード」であり、ただ不利になるだけにもなりかねないため、上手に使いどころを見極めたい。

  • カード名の“wrong turn”は、直訳するなら「(曲がる)道を間違えた」という意味だが、turnをマジックのゲーム用語と解釈すると「行動するターンを間違えた」とも読める。一種のジョークだろう。
    • 日本語訳の「場違い」もなかなか秀逸。道を間違えたことの意訳になっているうえ、「出るを間違えた」ことで対戦相手のコントロール下に行ってしまうというジョークも踏襲できている。
  • イラストフレイバー・テキストでは、ベイロス/Balothが図書館に迷い込んでしまい、司書に注意されている。まさに場違い。
    • 「お静かに。」の部分は、英語版では"shh."(シーッ)であるため、より突き放された感がある。
途方に暮れた呻きを厳しい声が制した。「お静かに。」

[編集] 参考

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