思考の大出血/Thought Hemorrhage
提供:MTG Wiki
不特定マナ・コスト1つが赤マナになったことで、ダメージのおまけがついた頭蓋の摘出/Cranial Extraction(後のカードで言えば記憶殺し/Memoricide)。
元々頭蓋の摘出は、対コンボデッキ用のサイドボード要員、シルバーバレット要員として使うのに向いており、使えばコンボデッキを完全に潰せる可能性の高いカードであったから、敢えてダメージ要素を加える意義は薄い。むしろ2色になったことでタッチによる導入が容易でなくなった、という意味では扱いにくくなったともいえる。
しかし、それでも元々強力なカードに赤マナが加わっただけで最大12点ダメージが見込めるようになったこのカードの性能は破格であり、色さえ合えばコンボ潰しとしてはもちろん、この色で処理が苦手なエンチャントの処理、本体火力としての利用など、頭蓋の摘出以上に汎用性の高い運用ができる。
ジャンドのサイドボードに投入されているなど、構築での実績もある。
- 手札に該当カードがあった場合、その枚数×3点ダメージを与えるのは強制だが、その後それを探す際に見付ける必要はない。手札に残しておく事は適正である。
- ナックラヴィー/Nucklaveeを使えば、頭蓋の摘出のように使い回すこともできる。