物静かな破損/Quiet Disrepair
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原基の印章/Seal of Primordiumのようにアーティファクトかエンチャントを破壊、または毎ターン2点の優秀な継続的ライフ回復手段として扱える融通性を持ったカード。
その反面、破壊までのタイムラグがあるのが大きな弱点。オーラ特有のアドバンテージの失いやすさもあるが、相手のパーマネントに貼る分にはアドバンテージを失う事は少なく、通常のオーラに比べれば緩和されていると言って良い。
ライフ回復としてみると、1マナ重い分魂の秘宝/Living Artifactよりもスペックが高い。ビートダウン相手なら、かなりのアドバンテージとなるだろう。
最初に述べた通り、このカードの価値はその融通性にある。しかし、自分のターンそれぞれに1回ずつしか選べないので、その判断が難しい。また、ビートダウンではライフ回復などしている暇は無いので、どちらかと言うとコントロール向けのカード。その際に自分の印鑑等に貼るのも考えられるが、その場合はアドバンテージを失う危険が大きいので注意。
リミテッドではエンチャントやアーティファクトを安定して壊せるだけで投入価値がある。ライフ回復はオマケ程度と見る事が多いだろう。
- ズアーの運命支配/Zur's Weirdingとは強いシナジーを持つ。マナを使う事も無く継続的に毎ターン2点のライフを得られ対策カードもシャットアウトし、更にこれのエンチャント先にもなる。もしなんらかの方法でズアーの運命支配を逆に悪用されそうになったときにも破壊できる。