シェイド
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シェイド/Shadeは、クリーチャー・タイプの1つ。実態が希薄な、陰に潜む怨霊や悪霊のような存在。
初出はリミテッド・エディションの凍てつく影/Frozen Shade。初期基本セットでは第5版までは凍てつく影、第7版から第10版まで立ちはだかる影/Looming Shadeが収録され、アイスエイジ・ブロック~オデッセイ・ブロックでは各ブロックに必ず1枚は登場する黒の定番種族の一つだった。また、ダークリング・ストーカー/Darkling Stalker、地下牢の影/Dungeon Shade、イーサンの影/Ihsan's Shadeの3枚がオラクル更新によりシェイドに加わった。しかし、後述する能力ゆえのデザイン空間の狭さが祟ったか、基本セット2013以降は出番が大きく減少。時折新種が登場しているものの、その存在は当時と比べて珍しいものになっている。
基本的に黒単色かそれを含む多色のみに存在するが、平行世界をテーマとする次元の混乱のタイムシフトでは白いシェイドであるトロウケアの影/Shade of Trokairが登場した。
ほとんどのシェイドは、マナ(多くの場合黒マナ)を支払うことで自身のP/T両方を同時にパンプアップする能力を持つ。これにちなみ、この手のパンプアップ能力を「シェイド能力」と表現することもある。シェイド以外でも泥這い/Sludge Crawlerや増強自動機械/Augmenting Automatonなど、黒の色の役割として登場する。
伝説のシェイドはイーサンの影/Ihsan's Shadeのみ。
- シェイドに変化させるカードに影の息/Shade's Breathがある。深夜の誓約/Midnight Covenantなど、シェイド能力を付加するオーラも少数作られている。
- ほとんどのシェイドがシングルシンボルであるが、パンプアップを利用するなら大量の黒マナが必要となるので、シングルシンボルであるメリットがあまりない。
- 同じく影を表すシャドーとの違いについてはシャドーを参照。