Koskun Falls
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防御用エンチャント。相手クリーチャーに対して、攻撃するためのマナ消費を要求するので、ビートダウン型デッキに劇的な減速を強いることができる。
トーナメントでも見かけられたカードの1つだが、後の類似カードであるエレファント・グラス/Elephant Grassやプロパガンダ/Propagandaがかなりの活躍を収めることになったのに対し、こちらは大騒ぎされるほどには使われていなかった。当時の黒の多くは、ネクロディスクに代表される圧倒的な速度を持ったコントロール系デッキ。こういった搦め手によるクリーチャー対策をしなくても、黒なら除去手段でどうにかでき、またこれが有効に働くほど相手クリーチャーが並んでしまったら負けに近い、というのが大きかったのだろう。
ワールド・エンチャントなので数を並べることができないのも、1つの弱み。
ストーリー
Koskun Falls(コスカン滝)はKoskun Mountains(コスカン山脈)の雪深い山中を流れ落ちる滝。
Koskun Keep(コスカン砦)とDark Barony(闇の男爵領)の支配領域の境界とみなされている。両地域は狭い山道で結ばれていて、エロン/Eronの精鋭守備隊(best guards)が一年中、昼夜を通してセンギア男爵/Baron Sengirの動向を見張っている。一方、男爵も不動の(unwavering)アンデッド戦士隊を配置して守っている。
登場
- Baron Sengir, Immortal Gentleman and Politician(Duelist10号の記事)
- Sursi Lore(公式サイトの記事)
- Homelands on the World of MAGIC:the Gathering(アメコミ版ホームランド)