Terese Nielsen

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2020年6月20日 (土) 18:23時点におけるPiyopiyo (トーク | 投稿記録)による版
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Terese Nielsen(テレーズ・ニールセン)は、マジックカードイラストレーター。女性。

目次

概要

1966年、ネブラスカ(Nebraska)州のオーロラ(Aurora)に生まれる。

田舎でまわりに家がないところで育った双子の兄Ron Spencerと彼女は、有り余る時間のほとんどを絵を描いて過ごしていた。無尽蔵のアイディアを持つ兄の影響もあっただろうが、惜しみない兄の助力と自身の意思により、彼女は最終的にアーティストへの道を歩むこととなった。

1996年にウィザーズ社の仕事を始め、当時製作されていたアライアンスでデビュー。ミラージュ以降も数多くのカードを描いている。90年代から現在まで一貫してマジックに関わり続けている数少ない「古参の」イラストレーターでもある。

アクリルガッシュだろうか、非常に「キラキラした」画風が多く見られ、風景から生物抽象画と様々なイラストを描いており、画風の多彩さは群を抜いている。

彼女の傑作は本当に枚挙に暇がない。カードパワーから見ればあの最強ピッチスペル意志の力/Force of Willイラスト)や各所で新たな芽吹き/Regrowthする永遠の証人/Eternal Witnessイラスト)、ご注文はドッチ!?の嘘か真か/Fact or Fictionイラスト)と、トーナメントでは非常によく見られる顔ぶれが揃っている。また、コレクター垂涎の作品も数多く、グルランドはその頂点にも立ちうる。

イラスト単体で見ればムーン・スプライト/Moon Spriteイラスト)は本人も認めるお気に入りの一つで、上下に長いその意匠と絵柄は、特に一度現物を見ていただきたい美しさである。また、Foresightイラスト1/2)は親友をモデルに描かれているが、第5版/第6版命の川/Stream of Lifeイラスト)もまた同じ人物で描かれている。しかもモデルの強い要望で「山猫と一緒に描いてくれなきゃイヤ」ということで山猫が追加されたのだという。

2020年6月19日、ウィザーズ社は「ゼンディカーの夜明けにTerese Nielsenがイラストを手掛けたカードが数点再録されることを最後にTerese Nielsenとの関係を終了する」ことを表明した[1]。NielsenがTwitterにて差別主義的なアカウントをフォローしていること、人種差別主義者とされるYoutuberに作品を寄贈したこと等が問題とされたとみられる。

手がけた有名なカード

来日記録

脚注

  1. Wizards Ends Their Relationship with Terese Nielsen(Hipsters of the Coast 2020年6月19日)

参考

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