黒緑系
提供:MTG Wiki
黒緑系(BGx)は、モダンに存在するデッキタイプの一つ。黒と緑の入ったグッドスタッフを指す。
目次 |
概要
純正2色の黒緑に加え、黒赤緑、黒緑タッチ白の3種類のカラーリングの総称で、モダンを代表するデッキタイプである。
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からマナ総量が3以下の土地でないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)
タルモゴイフのパワーは、すべての墓地にあるカードのカード・タイプの数に等しく、タフネスはその点数に1を加えた点数に等しい。
*/1+*伝説のプレインズウォーカー — リリアナ(Liliana)
[+1]:各プレイヤーはそれぞれカード1枚を捨てる。
[-2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
[-6]:プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーがコントロールしているすべてのパーマネントを2つの束に分ける。そのプレイヤーは一方の束を選び、その束にあるすべてのパーマネントを生け贄に捧げる。
各タイプの共通の動きとしては、まず1ターン目にコジレックの審問/Inquisition of Kozilek等の手札破壊で相手の除去呪文を落とし、2ターン目にタルモゴイフ/Tarmogoyfを出してプレッシャーをかける。さらに3ターン目にヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilまで繋げられればベスト。
歴史的には純正の黒緑よりも、黒赤緑3色のタイプが登場したのが先である。その後、血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfと死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanの禁止によって赤を抜いた黒緑、及びそれに白をタッチしたタイプが開発された。
現在では、血編み髪のエルフが解禁された事により、黒赤緑のタイプも力を盛り返している。
各カラーリングでも特に黒赤緑のタイプはマジックのデッキ全体の中でも有名で、マジックを代表するフェアデッキとして認識されている。
- これらのデッキには「○○コントロール」等とアーキタイプ名を付けずに、「ジャンド」「黒緑」という風に単にデッキカラーで呼ぶのが一般的である。
ジャンド
クリーチャー — エルフ(Elf) 狂戦士(Berserker)
速攻
続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
黒赤緑のタイプ。血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elfによるアドバンテージ獲得と、環境最高の除去の一つ稲妻/Lightning Bolt、優秀なサイドカードである古えの遺恨/Ancient Grudge等を採用できるのが特徴。
詳細はジャンドを参照。
黒緑
土地
(T):(◇)を加える。
(1),(T),地盤の際を生け贄に捧げる:基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。対戦相手1人が土地を4つ以上コントロールしているときにのみ起動できる。
土地
(T):(◇)を加える。
(T),幽霊街を生け贄に捧げる:土地1つを対象とし、それを破壊する。それのコントローラーは「自分のライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを戦場に出し、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
黒緑2色のタイプ。地盤の際/Tectonic Edge等の色マナが出ない土地を採用できる事と、土地から受けるダメージを最小限に抑えられるのが特徴。
詳細は黒緑を参照。
アブザン
ソーサリー
飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを2体生成する。
フラッシュバック(1)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。それのコントローラーは「自分のライブラリーから基本土地カードを1枚探し、そのカードをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
黒緑タッチ白のタイプ。基本的には黒と緑のカードで構成されており、白の要素は未練ある魂/Lingering Soulsと、サイドボードの流刑への道/Path to Exile位であることが多い。
詳細はアブザンを参照。