ミシックインビテーショナル
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ミシックインビテーショナル/Mythic Invitationalは、2019年にMagic: The Gathering Arenaを用いて行われたイベント。アメリカ・マサチューセッツ州のボストンにおけるPAX East内で開催された。
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概要
マジック・プロリーグ19のメンバー30名、招待選手26名(有名配信者など)、アリーナにおける2月の構築ランキング上位8名から成る計64名のプレイヤーが参加した。
各デッキの使用率ではエスパー・コントロールが35.2%(ドビンの鋭感/Dovin's Acuity採用型含む)で1位となり、白単アグロ(21.1%)、赤単アグロ(13.3%)がそれに続いた[1]。
- 日本から出場したプレイヤーはMPLのメンバーである八十岡翔太・行弘賢・渡辺雄也と、アリーナランキング上位の覚前輝也・杉山泰樹の5名。
- MPLのメンバーの佐藤嶺はグランプリプラハ19の失格処分により招待されなかった[2]。またOwen Turtenwaldは大会直前に欠場が発表され、代役としてBrian David-Marshallが出場した[3]。
- Twitchにて、英語版公式配信に加え、日本人向けに市川佑樹・石川朋彦それぞれによる公式スポンサードのミラー配信が行われた。
基本データ
- 日時:2019年3月28日~3月31日
- 会場:Boston Convention and Exhibition Center
- 参加者数:64名
フォーマット
フォーマットはデュオ・スタンダード(イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身)。
プレイヤーはデッキを2種類登録する。採用するカードに重複があってもよい。
1ゲーム目ではどちらかのデッキを使用する。先攻・後攻はランダムに決められる。
2ゲーム目では1ゲーム目で使用しなかったデッキを使用する。1ゲーム目で後攻だったプレイヤーが先攻になる。
3ゲーム目ではどちらかのデッキを選び、使用する。先攻・後攻はランダムに決められる。
- ゲーム間のサイドボーディングは行えないが、サイドボードも登録できる。これは環境にゲームの外部を参照する首謀者の収得/Mastermind's Acquisitionが存在するため。
- 自分自身が首謀者の収得を採用するケースに加え、凶兆艦隊の向こう見ず/Dire Fleet Daredevilで対戦相手の首謀者の収得を使用する可能性もあることから、実際にサイドボードを準備したデッキも多く見られた。
日程
- 1日目は、グループAおよびグループBの試合が行われる。各グループ内でダブル・エリミネーション形式の試合を行い、16人のグループから4人ずつが3日目に進出する。
- 2日目は、グループCおよびグループDの試合が行われる。形式は1日目と同様。
- 3日目は、16人のプレイヤーでダブル・エリミネーション形式の試合を行い、4人が4日目に進出する。
- 4日目は、4人のプレイヤーでダブル・エリミネーション形式の試合を行い、優勝者を決める。
上位入賞者
順位 | プレイヤー名 | アカウント名 | 出場枠 | 使用デッキA | 使用デッキB |
---|---|---|---|---|---|
優勝 | Andrea Mengucci | Mengu09 | MPLメンバー | エスパー・コントロール | 白単アグロ |
準優勝 | Piotr Głogowski | Kanister | MPLメンバー | 青単テンポ | 赤単アグロ |
第3位 | Janne Mikkonen | savjz | 招待 | エスパー・コントロール | 白単アグロ |
第4位 | Ondřej Stráský | Honey | アリーナランキング上位 | 赤単アグロ | エスパー・コントロール |
脚注
- ↑ Mythic Invitational Metagame Breakdown/ミシックインビテーショナル・メタゲームブレイクダウン
- ↑ STATEMENT REGARDING REI SATO'S DISQUALIFICATION AND THE MPL
- ↑ Magic EsportsのTwitter
参考
- Mengucci Triumphant!(MAGIC ESPORTS、英語)
- ミシックインビテーショナル イベントカバレージ(mtg-jp.com)
- トーナメント記録