冷水カミツキガメ/Cold-Water Snapper
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Cold-Water Snapper / 冷水カミツキガメ (5)(青)
クリーチャー — 海亀(Turtle)
クリーチャー — 海亀(Turtle)
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
4/5呪禁のみを持つフレンチ・バニラの海亀。水底の巨人/Benthic Giantの同型再版。
主な戦場はリミテッドとなるだろう。ドミナリアの青のコモンとしては最大サイズを持つファッティであり、焦熱の介入/Fiery Interventionや不純な捧げ物/Vicious Offeringすら受け付けない除去耐性が頼もしい。さすがにそのまま同マナ域のクリーチャーとぶつかるとやや不利なので、秘儀での飛行/Arcane Flightを始めとするオーラや装備品で補強をしてやれば盤石となるだろう。レアリティの関係上稀なケースになるがウルザの殲滅破/Urza's Ruinous Blastやファイレクシア教典/Phyrexian Scripturesといったこれを除去可能なリセット呪文も存在する点には留意しておこう。
ストーリー
冷水カミツキガメ/Cold-Water Snapperはオルヴァーダ/Orvadaの海亀(イラスト)。オルヴァーダの住人はこの海亀をスープに料理して食したいのだが、その野望は何世代にもわたって実現していない。これは呪禁を持つメカニズムと呼応したエピソードだろう。
- フレイバー・テキストの「オルヴァーダ」は小説Ashes of the Sun初出の地名。ミラージュ当時の掌編The Enemy of My Enemyを最後に見かけなくなったが、およそ20年ぶりのドミナリアで再登場し、このカードで初和訳された。
- 和訳版フレイバー・テキストはかなり味付け気味。後半の「the turtles have frustrated their ambitions」は「海亀は(スープにするという住民の)野望を失敗させてきた」という意味だが、製品版では「海亀はそれにイラついていた」と含みを持たせた文章にしている(あるいは「野望にフラストレーションを感じている」と誤解釈したか)。これではスープにできたか否かがぼかされているため、海亀は何世代も食材にされてきたのでイラついている、とも受け取れるようになってしまっている。