悪意のアムムト/Baleful Ammit
提供:MTG Wiki
Baleful Ammit / 悪意のアムムト (2)(黒)
クリーチャー — クロコダイル(Crocodile) デーモン(Demon)
クリーチャー — クロコダイル(Crocodile) デーモン(Demon)
絆魂
悪意のアムムトが戦場に出たとき、あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それの上に-1/-1カウンターを1個置く。
アモンケットに存在する、戦場に出た時あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、-1/-1カウンターを置くクリーチャーの1枚。
自分に置いた場合3マナ3/2絆魂で夜の子/Child of Nightの上位種的存在。味方のクリーチャーに-1/-1カウンターを置いて4/3として使うこともできる。対戦相手とのダメージレースになった場合、絆魂を持たない味方よりこちらのサイズを大きくした方が回復量が増える分有利。
- 後述のようにストーリー上ではギデオン・ジュラ/Gideon Juraを圧倒する強さを見せたが、ゲームで試練に臨むギデオン/Gideon of the Trialsと戦闘になると一方的に倒されてしまう。
- アムムト/Ammit とはエジプト神話に登場する怪物で、アメミット、アーマーンなどとも表記される。名前は「貪り食うもの」を意味し、ワニの頭、ライオンの上半身と鬣、カバの下半身を合わせた姿で表現される。古代エジプト人の死生観では人間は死後にアヌビス神に心臓を取り出され、審理の女神マアトの天秤で「真実の羽」と重さを比較される。もし生前に罪を犯していると心臓が重くなって天秤が傾き、その心臓はアムムトに食べられ死者は復活できなくなる。
ストーリー
フレイバー・テキストでは、デジェル/Djeruがサムト/Samutに対して修練者としての心得を語っている。野望の試練/Trial of Ambitionの前にこの会話があり、その後サムトがター一門/Tah cropから除名されたのだろう。
「一門の全員が来世にふさわしいわけではない。サムトよ、英雄に値しない奴は置いて行くのだ。」― ター一門の修練者、デジェル
その後ギデオン・ジュラ/Gideon Juraがサムトに代わってター一門と共に参加した野望の試練において、修練者/Initiateに襲い掛かる怪物として登場した。ギデオンの攻撃を受けても少し皮膚が傷つくだけの非常に強力な怪物で、2人の修練者を犠牲にした。
- 元となったエジプト神話とは全く異なった役どころであるが、来世に復活する資格のない者を喰らうという点では共通している。
参考
- Brazen/鉄面皮(Magic Story 2017年5月3日 Michael Yichao著)
- カード個別評価:アモンケット - アンコモン