エラーカード
提供:MTG Wiki
エラーカード(Error Card/Misprint)とは、正規の印刷に対し、誤った印刷をされたカードのことである。
印刷機の不具合等により偶然生じたものと、誤植により生じたものとがある。白黒で印刷されていたり、マジックとは別のカードが印刷されていたりとバリエーションは様々である。また、カードによってはコレクション的価値が上乗せされてシングルカード価格が跳ね上がることもある。
フォールン・エンパイアや、ホームランドに特に多いと言われる。
- 誤植は、通常ではエラーとは言わないが、特に顕著なものはエラーカード扱いされる。以下はその例。
- 日本語版の呪われた巻物/Cursed Scroll(初版は起動コストが2マナ)
- ドイツ語版の森/Forest(イラストが平地/Plainsになっている)
- 沼ルトン(ドイツ語版リバイズドにおける、イラストが沼/Swampの蠢く骸骨/Drudge Skeletons)
- セラメンタル(スペイン語版第4版黒枠における、イラストが時の精霊/Time Elementalのセラの天使/Serra Angel)
- サマーマジックのカードの中にも誤植の一種がまぎれているが、希少性が高いため特に法外な値段が付いている。
- もっとも価値の高いエラーカードはサマーマジックのSerendib Efreetである(1枚で50万円以上するだろうと思われる)。
- もっとも有名なエラーカードはブルーハリケーンだろう(1枚で30万円以上の値がつく)。
- 分割カードや反転カード、両面カードはエラーカードではない。
- それ以外にも、アングルード系にはエラーカード並みのぶっ飛んだデザインが多いが、決して誤植やエラーではないので注意。
- 印刷ミスの他、四隅が丸くカットされていない、カードが別な位置で切断されている等のカットミスも。
参考
- HOUSE OF ERRORS 〜きみょうな宝物庫〜
- Squt's Magic Misprint / Error List
- Non-Standard Error Cards (Magic Rarities)
- コレクション
- コレクター
- 用語集