経験カウンター
提供:MTG Wiki
経験カウンター/Experience Counterは、プレイヤーが得るカウンター。
伝説のクリーチャー — ゾンビ(Zombie) 兵士(Soldier)
あなたがエンチャント呪文を1つ唱えるたび、あなたは経験(experience)カウンターを1個得る。
(1)(白)(黒):白であり黒であるスピリット(Spirit)・クリーチャー・エンチャント・トークンを1体生成する。それは「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたが持つ経験カウンターの総数に等しい。」を持つ。
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 暗殺者(Assassin)
警戒、速攻
疫病をもたらす者、ケルシンは、あなたが持っている経験(experience)カウンター1個につき+1/+1の修整を受ける。
(T):あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。疫病をもたらす者、ケルシンはそれに1点のダメージを与える。このターン、そのクリーチャーが死亡したとき、あなたは経験カウンターを1個得る。
解説
毒カウンター以来2例目の、プレイヤーが得るカウンター。ただしこちらは毒カウンターと違って、カウンター固有の特別なルールは存在しない。
統率者2015に収録された、5体の伝説のクリーチャーサイクル(蘇りしダクソス/Daxos the Returnedなど)が初出。その後統率者2020では疫病をもたらす者、ケルシン/Kelsien, the Plagueが、統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いでは無慈悲な魂、ミンタラ/Minthara, Merciless Soulが、ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキでは太陽の栄光、オターリ/Otharri, Suns' Glory、モダンホライゾン3統率者デッキでは隆起する災い魔、アズラスク/Azlask, the Swelling Scourgeが追加された。いずれも、経験カウンターをコントローラーに得させる能力と、コントローラーが持っている経験カウンターの数を参照する能力を持つ。
メカニズムとしては蓄積カウンターなどのパーマネントに置くカウンターと似ているが、プレイヤーが得るカウンターという性質上、参照元が除去されても貯めた経験カウンターは失われず、取り除く手段も限られる(後述)ため、「持ち越し」や「合算」が可能な点が大きな特徴。統率者戦用セット収録のカードということからも分かる通り統率者戦で特に有効なデザインとなっており、経験カウンターを参照する統率者は何度唱え直しても強化度合いがリセットされることがない。また、経験カウンターを扱うカードを複数併用することで相互に威力を高める使い方も可能。
- パーマネントに置かれるカウンターではないため、取り除く手段は毒カウンターと同様に非常に限られる。該当カードは灯争大戦現在、解放された者、カーン/Karn Liberated([-14]忠誠度能力)、陽光浄化者/Suncleanser(ETB能力)、裏切りの対価/Price of Betrayalの3枚のみ。
- 統率者2015の各構築済みデッキには、経験カウンターを置くための注釈カードが封入されている。
- デザインコンセプトとしては歩く墓場、髑髏茨/Skullbriar, the Walking Graveに似ている。