久遠への消失/Vanish into Eternity
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Vanish into Eternity / 久遠への消失 (2)(白)
インスタント
インスタント
これがクリーチャーを対象とするなら、この呪文を唱えるためのコストは(3)多くなる。
土地でないパーマネント1つを対象とする。それを追放する。
土地以外なら何でも追放できる3マナインスタント。ただしクリーチャーを対象にすると6マナになる。
クリーチャーを対象にする場合のコストが著しく重いため、基本的にクリーチャーを対象としない前提で採用した方が良い。
ファイレクシア:完全なる統一のリミテッドは高速環境であるため、やはりクリーチャー除去として使うことは困難である。基本的にはサイドボード要員として使うことになるだろう。同セットではプレインズウォーカーが10種類も存在するため、それらも対象にできる点はありがたいと言える。
- アーティファクト・クリーチャーなど、クリーチャーと他のカード・タイプを併せ持つパーマネントを対象にした場合もコストは増加する。
ストーリー
ファイレクシア:完全なる統一の注目のストーリーの1枚。(イラスト)
完成化したアジャニ/Ajaniとの戦いの後、仲間たちのいる下層へと急ぎ降り立ったエルズペス/Elspethは、ジェイス/Jaceが仲間の制止を振り切って金線の酒杯/The Filigree Sylexを発動させるのを――青く光る、決意に満ちた目を――見た。
当初の想定は崩れ去り、すでに「次元壊し/Realmbreaker」は数多の次元/Planeと繋がってしまった。それを酒杯を用いて爆破すれば、多くの次元、多くの人々が爆風の巻き添えとなってしまう。自身がすべきことを悟ったエルズペスは素早くその剣をジェイスに突き立てて押しのけ、今まさに爆発しようとする酒杯を強引に奪い取り、プレインズウォークを試みた。鋭く砕ける音を辺りに響かせ、エルズペスは姿を消した。彼女とともに酒杯もまた。知るよしもない目的地へ、久遠の闇を越えたどこかへ[1]。
新ファイレクシアのみならず、多くの無垢な世界までも破壊する爆風を目の当たりにしたエルズペスは、その間の無へ自身ごと葬った。
脚注
- ↑ 新ファイレクシア急襲 メインストーリー第5話:必然の決断(Daily MTG 2023年1月16日)