カード名
提供:MTG Wiki
カード名/Card Name
カードの左上に書かれている、そのカードの名前。分割カードのように、1つのカードが複数のカード名を持つこともあり得る。 英語名が同じならば、他の言語で名前が異なっていたとしても、それらは同じ名前である。英語名が異なるならば、他の言語で名前が同じだったとしても、それらは違う名前である。
- カード中にそのカード自身の名前が書いてあった場合、それはそのカードのみを指す。同名の他のカードを指す場合は「〜という名前の」と表記される。
- カード中のクリーチャー・タイプ名や土地タイプ名を変更する効果を受けても、カード名が変更されることは無い。
- 効果によりカード名を指定する場合、マジックに存在するカードの名前しか指定できない。この場合、アングルードやアンヒンジド等に存在するカードでも構わないし、今プレイしているフォーマットに存在しないカードでも構わない(意味はないが)。
- 宣言するカード名の言語は問われないが、日本の大会でなら、英語か日本語で宣言することが望ましい。
- 分割カードのカード名を指定する場合、カードに書かれている2つの名前を両方とも指定しなければならない。指定した2つの名前のうち一方でも持っていれば、オブジェクトは「指定したカード名を持つ」と判定される。
- プレーンシフト以前では、2つの名前のどちらかしか指定できなかった。⇒翻弄する魔道士/Meddling Mage
- 反転カードのカード名を指定する場合、反転前・反転後どちらのカード名を指定しても良い。もっとも既に場に出て反転しているものを指定する時くらいしか、反転後のカード名を指定して意味のあるケースは無い。→真髄の針/Pithing Needle
- カード名の宣言は正確であることが望ましいが、宣言した名前でどのカードの事かちゃんと特定できるなら、省略や間違いも容認される(→前ルール・マネージャー裁定)。マジックはカード名の記憶ゲームではないから、という考えに基づいた判断とのこと。
- トークンの名前はそのクリーチャー・タイプと同じである。ただし、明示的に名前とクリーチャー・タイプが異なると指示されているなら、この限りではない。
- カード名が同じであれば、古いカードや新しいカードをトーナメントで使ってもよい。
- 例:極楽鳥/Birds of Paradiseは第10版に収録されているので、ラヴニカ:ギルドの都やベータ版のそれをスタンダードで使うことができる。
「点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniter」などの、いわゆる「二つ名」がついているカードにおいて、テキストに2回以上そのカード名が書かれるときは、「デアリガズ」と名前の部分だけ書かれる場合がある。英語版では通例となっているが、日本語版では珍しい。→参考画像
カード名は誤植・誤訳の影響を(ゲームをプレイする上で)ほぼ受けないため、誤植・誤訳があった場合でも他のカードとかぶったりしない限り変更されることはない。 例として、幻影のケンタウロス/Phantom Centaurはクリーチャー・タイプ、カード名においてケンタウルスではなくケンタウロスと誤訳されてしまったが、修正されたのはクリーチャー・タイプのみであった。