レイスランド
提供：MTG Wiki
レイスランド(Laceland)とは、ホームランドで登場した3色土地のサイクル。フィルターランドの一種。
マジック史上初の3色土地。しかし実態はあくまでマナフィルターであり、単独では色マナを出せない。効率の面では、実質2マナを中心色1マナに、3マナを友好色1マナに変換するため量的なロスは大きい。したがって、これらを有効に機能させるためには4、5枚の土地が欲しいところ。
ただ、それだけ土地を並べていれば、当時使えたペインランドと基本土地だけでも3色は十分に賄えた。そのため、あまり使われることはなかった。
ただし、使用可能なエキスパンションから最低5枚ずつを入れる必要があった当時のスタンダードでは、クロニクルの真鍮の都/City of Brassやアイスエイジのペインランドを補強する形で多色デッキに1枚採用という選択もされていた（残りのホームランド枠4枚は鋸刃の矢/Serrated Arrowsが多かった）。
ゆらめく岩屋/Shimmering Grottoといった上位互換が出た上、多色土地が数多く存在する現在では1枚挿しでの活躍の機会もないだろう。
- 「Laceland」という呼称はDuelist誌の用語辞典で使われたものである。また、「Laceland」以外に「Tri-lands」や「Triple Lands」などの通称がある。
- Laceは、レースカーテンなどでなじみのあるレースのこと。「悪霊」を指すクリーチャー・タイプのレイスは、「Wraith」なので関係ない。
