ドゥームスカージ、カルダール/Kardur, Doomscourge
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伝説のクリーチャー — デーモン(Demon) 狂戦士(Berserker)
ドゥームスカージ、カルダールが戦場に出たとき、あなたの次のターンまで、各戦闘で、対戦相手がコントロールしているすべてのクリーチャーは可能なら攻撃し、可能ならあなたでないプレイヤーを攻撃する。
攻撃クリーチャーが1体死亡するたび、すべての対戦相手は1点のライフを失い、あなたは1点のライフを得る。
戦場に出たとき次のあなたのターンまですべての対戦相手のクリーチャーへ攻撃強制を与える能力と、攻撃クリーチャーが死亡するたびドレインを行う能力を持つ伝説のデーモン・狂戦士。
ドレイン能力はどのプレイヤーの攻撃クリーチャーかを問わないので、攻める際も守る際も有効に働く。2つの能力の組み合わせにより、次のターンの相手のフルアタックを返り討ちにすることで相手の戦力とライフを同時に削ることができる。
多人数戦ならさらに輝くカード。全体攻撃強制によりあなたを除いた大乱闘が発生し、攻撃クリーチャーが死亡するたびにすべての対戦相手に対してドレインを行うため戦場にもライフにも大損害を与えることができる。除去されても攻撃強制は残るが、ドレインは誘発しなくなるので、なるべく戦場に維持するようにしたい。もちろん統率者戦では統率者に据えるのも有効。
- Doomscourgeが「ドゥームスカージ」と音写する形で翻訳されている。定訳では「破滅の災い魔」もしくは「終末の災い魔」と訳されるはずだが、カルドハイムのストーリー上の重要事項であるドゥームスカール/Doomskarにかけた訳だろうか。
ルール
- 戦場に出たときの誘発型能力の基本的なルールは攻撃強制のページも参照。
- 「可能なら各戦闘で攻撃する」「可能ならあなた以外のプレイヤーを攻撃する」はそれぞれ別の攻撃強制効果である。2人対戦の場合や多人数戦であなた以外のプレイヤーへの攻撃が不可能な場合、可能ならあなたを攻撃しなければならない。
- あなたやあなた以外のプレイヤーがプレインズウォーカーをコントロールしていても、可能ならばあなた以外のプレイヤーを攻撃しなければならない。
- 強制が各戦闘ごとなので、追加の戦闘フェイズがあった場合はそこでも可能なら攻撃しなければならない。
- この能力が解決された後に新たに戦場に出たクリーチャーに対しても、攻撃強制は機能する。
- 攻撃クリーチャーが死亡するたびに誘発する能力は、カルダールと同時に死亡する各クリーチャーに対しても誘発する。
- 複数の対戦相手がライフを失ってもあなたが得るライフは1点だけである。
関連カード
サイクル
カルドハイムのアンコモンの2色の伝説のクリーチャーサイクル。
- 見張るもの、ヴェイガ/Vega, the Watcher(白青)
- 武勇の審判者、ファーヤ/Firja, Judge of Valor(白黒)
- 背信の王、ナーフィ/Narfi, Betrayer King(青黒)
- 氷結する火炎、エーガー/Aegar, the Freezing Flame(青赤)
- ドゥームスカージ、カルダール/Kardur, Doomscourge(黒赤)
- スケムファーの王、ヘラルド/Harald, King of Skemfar(黒緑)
- 氷刻み、スヴェラ/Svella, Ice Shaper(赤緑)
- 鍛冶場主、コル/Koll, the Forgemaster(赤白)
- ブレタガルドの守護者、メイヤ/Maja, Bretagard Protector(緑白)
- 霜のモーリット/Moritte of the Frost(緑青)
ストーリー
カルダール/Kardurは、カルドハイム/Kaldheimのイマースターム/Immersturmに住むデーモン/Demon。男性(イラスト)。
デーモンは破壊への比類なき渇望を持つ、邪悪なヴァイキングの略奪者だ。神々がルーンの護法を張って彼らをイマースタームに閉じ込めて以来、敵対するデーモンの族長たちとその凶暴な軍勢は、エルスカルの戦場/The Fields of Elskulで怒り狂いながら絶えず戦い続けてきた。カルダールは最も獰猛な族長の一体で、他のデーモンの心にすら恐怖を呼び起こす。恐らくは史上初めて族長たちが協力し、カルダールを何百マイルもの地下深くに封印した。だが彼はゆっくりと上へ向かって進み続けている。日ごとに、少しずつ。彼が再び地上に姿を現したとき、イマースタームには地獄が訪れるだろう。
登場カード
カード名に登場
イラストに登場
- カルドハイム
- カルダールの悪しき復活/Kardur's Vicious Return(絵)
登場作品・登場記事
- The Legends of Kaldheim/カルドハイムの伝説たち(Feature 2021年1月21日 Ari Zirulnik and Jenna Helland著)