ニクス/Nyx
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ニクス/Nyxはテーロス/Therosの神が住まう領域。
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解説
テーロスの夜空には満天の星が輝き、神々の姿が揺らめき移ろう。現地の住人は、この夜空のことを「ニクス」と呼ぶ――ニクスとは、闇と星々が広がる夜の領域であり、神々の故郷である。
定命の者の前に神々が姿を現すとき、その神にはニクスそのものが「染み込んで」いる。神々の顔や体に影がかかるなら、そこには代わりに星空が映し出される。まるで昼の世界と夜の世界に同時に住んでいるかのように。
ニクス生まれ/Nyxbornと総称される様々な生物、あるいはニンフには、神々と同じ星空の「染み込み」が見られる。これは彼らが神のしもべであり、ニクスの生まれであり、神の命を受けて定命の者の領域を訪れているに過ぎないということを示している。
テーロスにて定命の者が眠り、夢を見るとき、その者は「ニクスを訪れている」のだと言われる。したがって、夢は神々からの贈り物であると見なされている。
しかし定命の者が真にニクスを訪れるには、世界の果てにあるクルフィックス/Kruphixの神殿、神秘の神殿/Temple of Mysteryに辿り着かなければならない。クルフィックス自身の体がニクスへの門となる。さらにその先にある神殿ニクソス/Nykthosにて、神々から一柱を選び、その試練を達成することで初めて神々の領域に立ち入ることができる。
登場
登場カード
カード名に登場
- テーロス
- ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx
- 神々の軍勢
- ニクス生まれの盾の仲間/Nyxborn Shieldmate、ニクス生まれのトリトン/Nyxborn Triton、ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon、ニクス生まれのお調子者/Nyxborn Rollicker、サテュロスのニクス鍛冶/Satyr Nyx-Smith、ニクス生まれの狼/Nyxborn Wolf
- ニクスへの旅
- ニクスの武装/Armament of Nyx、ニクス毛の雄羊/Nyx-Fleece Ram、ニクスの注入/Nyx Infusion、ニクスの織り手/Nyx Weaver
- マジック・オリジン
- ニクスの星原/Starfield of Nyx
- テーロス還魂記
- ニクス生まれの狩猟者/Nyxborn Courser、ニクス生まれの海護/Nyxborn Seaguard、ニクス生まれの匪賊/Nyxborn Marauder、ニクス生まれの粗暴者/Nyxborn Brute、ニクスの伝令/Nyx Herald、ニクス咲きの古きもの/Nyxbloom Ancient、ニクス生まれの巨人/Nyxborn Colossus、ニクス生まれの英雄/Hero of the Nyxborn、ニクスの睡蓮/Nyx Lotus
フレイバー・テキストに登場
- 神々の軍勢
- 日の出から日没/Dawn to Dusk
- ニクスへの旅
- 黎明運びの戦車兵/Dawnbringer Charioteers、傲慢/Hubris、トリトンの騎兵部隊/Triton Cavalry、最悪の恐怖/Worst Fears、落星/Starfall、定命の者の大敵/Humbler of Mortals
- マジック・オリジン
- 万神殿の伝令/Herald of the Pantheon、神々の兜/Helm of the Gods
- テーロス還魂記
- 蠱惑的なユニコーン/Captivating Unicorn、終わりなき巣網のアラスタ/Arasta of the Endless Web、結節点の番人/Nexus Wardens
登場作品・登場記事
- Planeswalker's Guide to Theros, Part 1/プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その1(Feature Article 2013年8月21日 The Magic Creative Team著)
- Theros: Godsend, Part I(小説)
- Journey into Nyx: Godsend, Part II(小説)
- Journey's End/旅の終わり(Feature Article 2014年5月26日 The Magic Creative Team著)
その他
- 名前の由来はギリシャ神話に登場する原初神、ニュクス(英:Nyx)だろう。夜を神格化した女神である。