ウルザの魔力炉/Urza's Power Plant

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Urza's Power Plant / ウルザの魔力炉
土地 — (Urza’s) 魔力炉(Power-Plant)

(T):(◇)を加える。あなたがウルザの(Urza's)・鉱山(Mine)とウルザの・塔(Tower)をコントロールしているなら、代わりに(◇)(◇)を加える。


ウルザランドの1つ。他の2つのウルザランドが揃うと、生み出すマナが増える。

性能・ルールなどに関してはウルザランドの項を参照のこと。

  • 他の2つのウルザランドと同じく、初出のアンティキティーではイラスト違いのバージョン4種が存在する。これら4種のイラストは、そのイラストに描かれている内容からそれぞれ、Bug(虫)Columns(柱)Sphere(球)Pot(ポット)と俗に呼び分けされている。これら4種類のイラストはその内容が全部バラバラだが、実は意外にも全てMark Tedin氏、たった一人の名アーティストの手によって描かれたもの。
  • クロニクルへの再録の際、これらBug(虫)Columns(柱)Sphere(球)Pot(ポット)のバージョン4種全てが収録されるというなんとも贅沢な仕様で再録された。しかも、アンティキティー時より若干色濃く印刷されるという粋な修正が施されている。他の2つのウルザランド2種と違い、ウルザの魔力炉は自然の風景や景色を描いていない為、特に見栄えが良くなったものはないが、それでも全体的に色鮮やかで綺麗なイラストになっている。
  • 第5版にも再録されたが、さすがにこの時のイラストはColumns(柱)バージョン1種類のみの収録である。
  • 第8版再録の際、タイプ行土地タイプ(ウルザの/Urza's・魔力炉/Power-Plant)が印刷されるようになる。また、この際新規イラストも与えられており、そのイラスト内容は上記「Sphere(球)」のものを色濃くオマージュしたものになっている。しかし、これまで書かれ続けてきたフレイバー・テキストは無くなった。同時に、レアリティコモンからアンコモンへ格上げとなった。
  • 時のらせんにて、4つ目のウルザランドとなるウルザの工廠/Urza's Factoryが登場。そのイラストの中には、Columns(柱)バージョンのイラストに描かれているものと同じ構造物が描かれている。実はこちらのイラストを手掛けたのも、同じMark Tedin氏本人。「ウルザの魔力炉」の絵を描いた当人自身が、アンティキティーから12年以上の時を経て登場した関連カードのイラストに携わったこと。また、その関連カードのイラスト中に、自身が過去に描いたイラストの一部をそのまま描いてみせたこと。この2点の演出は見事なファンサービスにして、なんとも奥ゆかしい遊び心。マジック黎明期から現代まで、ずっと長期に渡り多くのイラストを手掛け続けてきた名アーティスト、Mark Tedin氏だからこそ出来た素晴らしい仕事ぶりだと称賛出来る。
  • アンティキティー収録のカードには、カードのどこかにほぼ必ず「Artifact」の単語が記載されている。ウルザの魔力炉はその法則に当てはまらない数少ない例外・・・かと思いきやフレイバー・テキスト中にしっかりと。

ストーリー

ウルザの魔力炉/Urza's Power Plantは、兄弟戦争/Brothers' War時代(AR20年頃からAR64年)のドミナリア/Dominariaテリシア/Terisiare大陸に、ウルザ/Urzaの率いる軍によって、軍のために複数建造された施設。

アーティファクトの製造には、莫大な資源が必要とされた。
(出典:アンティキティー、クロニクル、第5版)

関連カード

サイクル

アンティキティーウルザランドサイクル。3種類揃うと2マナウルザの塔/Urza's Towerのみ3マナ)、計7マナを生み出すようになる。ウルザトロンキーカードである。

MTGアリーナではカード・セットに収録されていないが、ウルザの建築ドローン/Urza's Construction Droneの能力で創出できる。

参考

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