ティム
提供:MTG Wiki
ティム(Tim)は、放蕩魔術師/Prodigal Sorcererの俗称。転じて、1点ダメージを与える能力を持つカードの俗称として使われている。後者の場合、元祖ティムと区別するために○○ティムと言うこともある。自動ティム(激憤の本殿/Honden of Infinite Rage)など。
Prodigal Sorcerer / 放蕩魔術師 (2)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。放蕩魔術師はそれに1点のダメージを与える。
1/1映画『モンティ・パイソン&ホーリーグレイル』に登場する「魔法使いティム」が語源。第6版まで(もしくはタイムシフトされた時のらせん)のイラストが「魔法使いティム」に似ていることに由来する。また、同映画にて、彼が指差す先が次々と爆発するシーンがあり、このシーンが放蕩魔術師/Prodigal Sorcererの能力のイメージと一致するところも由来の1つであろう。
- ティム能力は、当初はその由来通り青の能力とされていたが、後に色の役割の変更により赤に移った。だが、放蕩魔術師/Prodigal Sorcererと色以外全く同じ赤のティムは次元の混乱まで存在しなかった。
- 次元の混乱のタイムシフトで放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancerが登場した。彼のことを「Tom」と呼んでいる。
- クリーチャーにティム能力を与えるカードも多い。錬金術の研究/Hermetic Studyや炎の鞭/Fire Whip、ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbowなどはその代表。
- 英語ではピンガーとも呼ばれる(この手の起動型能力を"ping"と称するので、それを持っている奴が"pinger")。日本でも(ティムほどメジャーではないが)使われる表現。
- 「魔法使いティム」とは全然似ていない、という意見もあり、定かではない。映画のティムに似ているのはどちらかといえば羊術師/Ovinomancerであるとも。
- 公式記事「Tom-Shifted」でもネタになっている(このページの角を生やした男が映画の「魔法使いティム」)。