ラバイア/Rabiah

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ラバイア/Rabiahは、現実世界の『千夜一夜物語』を元にした、中世アラビアの雰囲気を持った次元/Planeアラビアンナイトの舞台。

目次

概要

1001の世界の集合体で、それぞれが互いの分身である。アラビアンナイトの人物が伝説でないのは、同一人物でも1001の異なる姿を持つためと説明される。多くのジンイフリートの住む次元でもある。

ラバイアでは、5人しか分身をもたない者が1人になる時、史上最強の魔術師が誕生する、と伝えられる。その宿命の人物がテイザー/Taysirである。分身を統合したテイザーは、長い間、最強のプレインズウォーカー/Planeswalkerの名を欲しいままにした。

地名

登場

登場カード

訳語

「Rabiah」は、ビジョンズスレイマンの遺産/Suleiman's Legacyと、続く第5版魔術師の女王/Sorceress Queenの両方のフレイバー・テキストで「ラバイア」と訳されている。

ただし、アメコミ版アラビアンナイトの巻末の発音ガイドで「RA-bee-ah」とされており、ポケットプレイヤーズガイド日本語版では「ラービア」と発音ガイドと同じように翻訳されている。

  • ラバイア(Rabiah)はアラビア(Arahbia)の捩り(→アナグラム)。

再訪可能性

Mark Rosewaterによれば、ラバイアは本流のセットで再訪する可能性が最も低い次元である。これは、ラバイアが千夜一夜物語という既存の知的財産を「そのまま」使用しているため(著作権の有無は無関係)。次元は基本的に、モチーフに独自のひねりを加えた「マジックオリジナルの世界」でなければならないとされている。今後、アラビアンナイトと同じようなモチーフのカード・セットが作られる可能性はあるが、その場合は独自のひねりを加えた、ラバイアとは異なる次元が使われるだろうとのこと[1]

  • このような評価から、ラバイアは各次元の再訪可能性を示すラバイア値/The Rabiah Scaleの名前の由来となった。詳細はラバイア値の項を参照。

脚注

  1. The Rabiah Scale, Part 2/ラバイア値 その2Making Magic 2018年11月26日 Mark Rosewater米村薫訳)

参考

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