薄暮の勇者/Champion of Dusk
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占骨術/Skeletal Scrying風のXドロー付き吸血鬼・騎士。薄暮軍団の盲信者/Dusk Legion Zealotやファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Ragerの上位種に近い。
単独では5マナ4/4+キャントリップといささか地味だが、吸血鬼が複数並んでいる盤面ならば、一気に大量の手札を補充できる強烈なクリーチャーに化ける。X=2でも夜の囁き/Night's Whisperに4/4がついてくる計算になり、かなりコスト・パフォーマンスが良いと言える。
吸血鬼デッキでの爆発力は過剰なまでのものがあるが、ビートダウン寄りの吸血鬼デッキにフィニッシャーにならない5マナは若干重く、またデッキの天敵であるリセット呪文によって、手札のこのカードも価値が下がってしまう点などは若干ネック。そのため長らくスタンダードでは活躍できていなかったが、基本セット2020で重さを克服できる傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlordが登場したことで、これを採用したオルゾフ・ヴァンパイアが現れるようになった。
- ライフロスもドローも強制であるため、ライフやライブラリーが残り少ない終盤だと自滅を招く可能性があることに注意。
- 統率者戦限定だが、吸血鬼・トークンを量産できるエドガー・マルコフ/Edgar Markovとは好相性。大規模ドローのインパクトも大きい。