青サビ/Verdigris
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後に登場した酸化/Oxidizeや帰化/Naturalizeと比較するととんでもなく弱いカード。インスタントであることを無視すれば、熊が付いてくるウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutanやヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shamanの方がよっぽどマシである。
当時の緑は赤よりもアーティファクト破壊が苦手な色とされていたため、粉砕/Shatterより上にならないようにされていたのだ(→色の役割)。それでも、これは当時の緑にとって崩壊/Crumbleと違いリスク無くアーティファクトを除去できる唯一のインスタントだったため採用されることもあったようだ。
色の役割の変遷がよく分かるカードである。
- 後にまったく同じ内容で現実/Realityになる。
- ファイレクシアへの貢ぎ物/Phyrexian Tributeと比較すると、黒がいかにアーティファクト除去を苦手としているかがよくわかる。
- 緑のカードであり、Verdi-が緑をさすことからすれば"緑青(ろくしょう)"と訳されたほうがよかったようにも思える。背景が青だから誤解されたのだろうか。