変換/Conversion
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Conversion / 変換 (2)(白)(白)
エンチャント
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(白)(白)を支払わないかぎり、変換を生け贄に捧げる。
すべての山(Mountain)は平地(Plains)である。
解説
白の対赤カード。山がすべて平地になってしまうため、山以外に赤マナの供給手段を持たないデッキの赤いカードを封殺できる。
- 山であるデュアルランドも、この効果によって平地となり、白マナしか出せなくなる。
- ほぼ同一の性能でマルチカラー化されたGlaciersというバリエーションも存在する。
- このカードが現役だった当時は、色つきのマナを出せるマナ・アーティファクトも、これの影響を受けない赤マナを出せる土地もほとんどない時代。エンチャントを壊せない赤、特に赤単デッキにとっては致命的ともいえるカードだった。
- アルファ時代なら色マナを出せるアーティファクトにはMox RubyやBlack Lotusもあったが、これらがこのカードの対策に使えるかというと1枚制限という点で無理があった。
- このカードの強さは開発側も理解しているらしく、ウルザの色眼鏡/Sunglasses of Urzaというこのカード対策となるアーティファクトも作られている。当時使えたマナフィルター・天界のプリズム/Celestial Prismを使う手もあるが、白タッチで解呪/Disenchantを入れるほうが融通が利く。
- 白マナが出る事を逆手に取り、赤単デッキがサイドボードにこのカードの対策として解呪を仕込む事もあった。
- 赤マナを出す特殊地形の数も相まって、限定的過ぎるとされ、第5版では当然の酬い/Justiceに取って替えられた(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
- 「Conversion」という語には宗教的な「改宗」、「回心」といったニュアンスもある。法敵である赤マナの土地を、白マナの出る土地へと悔い改めさせてしまうのだ。