騙し屋の崩落/Fall of the Impostor
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[[カルドハイム]]の[[注目のストーリー]]の1枚。勝利を収めた[[ケイヤ/Kaya]]と[[タイヴァー・ケル/Tyvar Kell (ストーリー)|タイヴァー・ケル/Tyvar Kell]]、敗北し落下する[[ティボルト/Tibalt]]が描かれている({{Gatherer|id=505329}})。 | [[カルドハイム]]の[[注目のストーリー]]の1枚。勝利を収めた[[ケイヤ/Kaya]]と[[タイヴァー・ケル/Tyvar Kell (ストーリー)|タイヴァー・ケル/Tyvar Kell]]、敗北し落下する[[ティボルト/Tibalt]]が描かれている({{Gatherer|id=505329}})。 | ||
− | * | + | *カルドハイムのMagic Storyではこれに当たる場面は存在しない。[[イマースターム/Immersturm]]にてティボルトはケイヤおよびタイヴァーと戦い、追い詰められたものの、プレインズウォークで逃げ去った<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-4-demons-realm-2021-01-27 Episode 4: Into the Demons' Realm]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/KHM/0034750/ メインストーリー第4話:デーモンの領界へ](Magic Story [[2021年]]1月27日 [[Roy Graham]]著)</ref>。もっとも、この[[カード]]は[[英雄譚]]であり、イラストも実際の場面ではなく[[Wikipedia:ja:象嵌|象嵌]]細工の絵であるため、物語が誇張して伝えられたと解釈することも可能ではある。 |
− | + | *後の[[ファイレクシア:完全なる統一]]における[https://mtg-jp.com/reading/ur/ONE/0036617/ 新ファイレクシア急襲 メインストーリー第5話:必然の決断]の回では遂にティボルトはタイヴァーの手によって転落敗北させられる([[タイヴァーの抵抗/Tyvar's Stand]])。奇しくも[[世界樹/The World Tree]]ならぬ[[次元壊し/Realmbreaker|侵略樹]]の膝元での戦いであり、ある意味このカードは先の展開への[[予顕]]だったのかもしれない。 | |
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2024年12月5日 (木) 07:21時点における最新版
エンチャント — 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I,II ― クリーチャー最大1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。
III ― 対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャーの中で最大のパワーを持つクリーチャー1体を追放する。
カルドハイム/Kaldheimのティボルト/Tibaltの結末を描いた英雄譚。
- I、II
- クリーチャー1体に+1/+1カウンターを1個置く。
こちらのクリーチャーを順次強化していく一方、対戦相手はそのサイズを上回るクリーチャーを出したとしてもIII章で除去されるのが見えているので対応を鈍らせることができるビートダウンデッキ同士の対決で力を発揮する英雄譚。トップデッキ勝負の際は除去にたどり着くまでが悠長なことや、白が得意とする金への捕縛/Bound in Goldのような疑似除去と相性が悪いことが欠点。
リミテッドでは構築を制限せず力を発揮することができ、アーニ、トロールを制す/Arni Slays the Troll、古き神々への拘束/Binding the Old Godsと並ぶ色を決める価値のあるアンコモン英雄譚。
- I、II章の対象は「最大1体」なので、対戦相手しかクリーチャーをコントロールしていない場合などは対象を選ばなくてもよい。
- 自分のクリーチャーがいても、相手クリーチャーの強化は可能。パワーやタフネス参照の除去の範囲に引きずり込んだり、システムクリーチャーをIII章の対象になるように調整したり小技が効く。
- 対戦相手がコントロールするクリーチャーの中で最大のパワーを持つものが複数いた場合、追放するクリーチャーはあなたが選ぶ。
[編集] MTGアリーナにおける再調整
MTGアリーナ専用カード
Fall of the Impostor / 騙し屋の崩落 (緑)(白)エンチャント — 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I,II ― クリーチャー最大1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。
III ― 対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャーの中で最大のパワーを持つクリーチャー1体を追放する。
2022年7月7日、Magic: The Gathering Arenaでは、+1/+1カウンターを軸にしたデッキにおいて、本来リミテッド向けにデザインされたカードを構築フォーマットで競技的なものにし、そしてスタンダードやアルケミーに影響を与えていないその他のカードを強化する目的で上方修正が行われた[1]。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
カルドハイムのアンコモンの英雄譚サイクル。2色の組み合わせそれぞれに1枚ずつ存在する。
- ニコ、運命に抗う/Niko Defies Destiny(白青)
- 傑士の隆盛/Ascent of the Worthy(白黒)
- 悪戯の神の強奪/The Trickster-God's Heist(青黒)
- 巨人たちの侵略/Invasion of the Giants(青赤)
- カルダールの悪しき復活/Kardur's Vicious Return(黒赤)
- 古き神々への拘束/Binding the Old Gods(黒緑)
- アーニ、トロールを制す/Arni Slays the Troll(赤緑)
- タイライト剣の鍛錬/Forging the Tyrite Sword(赤白)
- 騙し屋の崩落/Fall of the Impostor(緑白)
- 三つの季節/The Three Seasons(緑青)
[編集] ストーリー
カルドハイムの注目のストーリーの1枚。勝利を収めたケイヤ/Kayaとタイヴァー・ケル/Tyvar Kell、敗北し落下するティボルト/Tibaltが描かれている(イラスト)。
- カルドハイムのMagic Storyではこれに当たる場面は存在しない。イマースターム/Immersturmにてティボルトはケイヤおよびタイヴァーと戦い、追い詰められたものの、プレインズウォークで逃げ去った[2]。もっとも、このカードは英雄譚であり、イラストも実際の場面ではなく象嵌細工の絵であるため、物語が誇張して伝えられたと解釈することも可能ではある。
- 後のファイレクシア:完全なる統一における新ファイレクシア急襲 メインストーリー第5話:必然の決断の回では遂にティボルトはタイヴァーの手によって転落敗北させられる(タイヴァーの抵抗/Tyvar's Stand)。奇しくも世界樹/The World Treeならぬ侵略樹の膝元での戦いであり、ある意味このカードは先の展開への予顕だったのかもしれない。
[編集] 脚注
- ↑ Alchemy Rebalancing for July 7, 2022/2022年7月5日 アルケミー再調整(Daily MTG 2022年7月1日)
- ↑ Episode 4: Into the Demons' Realm/メインストーリー第4話:デーモンの領界へ(Magic Story 2021年1月27日 Roy Graham著)