ファッティ

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一概には言えないが、[[Mark Rosewater]]によると大体[[巨大戦車/Juggernaut|5/3]]からそう呼ばれるとのこと。また、比較的大型の[[クリーチャー]]で殴り倒す[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン・デッキ]]の総称にもなっている。
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一概には言えないが、大体4/4<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-jargon-2006-09-09 Magic Jargon]([[Daily MTG]] 2013年12月3日 [[Ted Knutson]]著)</ref>か[[巨大戦車/Juggernaut|5/3]]<ref name="fatty">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/fatty-fatty-two-four-2007-03-26 Fatty, Fatty, Two By Four]([[Making Magic]] 2007年3月26日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>からそう呼ばれるとのこと。
  
初心者や(偏見かもしれないが)外国人、とくにアメリカ人は[[重い|重く]]てでっかい[[クリーチャー]]を好むと言われる(→[[Timmy, Power Gamer]])。これはひとつの傾向に過ぎないが、大きな大会のバイヤー・ブースにおいて7~8[[マナ]]もして[[構築]]ではほとんど使えない[[ドラゴン]]・[[カード]]が日本のバイヤーでは100円程度、アメリカのバイヤーのほうでは500円といったように販売されていたりする。
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かつて初心者や海外(特に本家アメリカ)[[プレイヤー]]は[[重い|重く]]てでっかい[[クリーチャー]]を好むと言われていた(→[[Timmy, Power Gamer]])。これはひとつの傾向に過ぎないが、情報の流通が遅かった時代には大きな大会のバイヤー・ブースにおいて7~8[[マナ]]もして[[構築]]ではほとんど使えない[[ドラゴン]]・[[カード]]が、日本バイヤーでは100円程度、米国バイヤーのほうでは500円といったように並んでいた牧歌的な光景も見られた。
  
*これらのことから、近年では[[大祖始/Progenitus]]や[[エルドラージ]]など、[[Timmy, Johnny, and Spike|Timmy]]の喜ぶような大胆なカードを作る傾向にある。
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ファッティは[[Timmy, Johnny, and Spike|ティミー]]好みのカードだと思われがちだが、重視するものが異なるジョニー、スパイクそれぞれに向けたファッティも多く存在している。 [[Mark Rosewater]]によるデザイン記事<ref name="fatty"/>も参照。
*[[デッキ]]の[[フィニッシャー]]を務める場合も多い。
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*ファッティは[[デッキ]]の[[フィニッシャー]]を務める場合も多いが、当然ファッティでないフィニッシャーも存在する。
 
*以前は[[絵|イラスト]]からファッティと言えば[[マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn]]のことを指したが、その後イラストに関係なく使われる様になった。
 
*以前は[[絵|イラスト]]からファッティと言えば[[マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn]]のことを指したが、その後イラストに関係なく使われる様になった。
 
*ちなみに{{WHISPER検索/カード名|Fat}}すると思ったより多くのカードが出るが、あくまで「運命/Fate」などの語が引っかかっているだけである。
 
*ちなみに{{WHISPER検索/カード名|Fat}}すると思ったより多くのカードが出るが、あくまで「運命/Fate」などの語が引っかかっているだけである。
 
*カードの発売形式として、英語版のみ[[ファットパック]]という箱もある。
 
*カードの発売形式として、英語版のみ[[ファットパック]]という箱もある。
 
*[[リミテッド]]で強力なファッティが「神」などと呼ばれるのは、多少の[[コンバット・トリック]]を駆使してもどうにもならないことが大きな要因。
 
*[[リミテッド]]で強力なファッティが「神」などと呼ばれるのは、多少の[[コンバット・トリック]]を駆使してもどうにもならないことが大きな要因。
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*かつては[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン・デッキ]]のうち比較的大型の[[クリーチャー]]で殴り倒す[[デッキ]]の総称としても使われていた。
  
 
== 参考 ==
 
== 参考 ==
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<references />
 
*[[サイズ]]
 
*[[サイズ]]
 
*[[大型クリーチャー]]
 
*[[大型クリーチャー]]
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

2021年9月1日 (水) 16:13時点における版

ファッティFattyFattie)は、大型クリーチャーの総称である。「太った」の意。


Scaled Wurm / 甲鱗のワーム (7)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)

7/6


Mahamoti Djinn / マハモティ・ジン (4)(青)(青)
クリーチャー — ジン(Djinn)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)

5/6

一概には言えないが、大体4/4[1]5/3[2]からそう呼ばれるとのこと。

かつて初心者や海外(特に本家アメリカ)プレイヤー重くてでっかいクリーチャーを好むと言われていた(→Timmy, Power Gamer)。これはひとつの傾向に過ぎないが、情報の流通が遅かった時代には大きな大会のバイヤー・ブースにおいて7~8マナもして構築ではほとんど使えないドラゴンカードが、日本バイヤーでは100円程度、米国バイヤーのほうでは500円といったように並んでいた牧歌的な光景も見られた。

ファッティはティミー好みのカードだと思われがちだが、重視するものが異なるジョニー、スパイクそれぞれに向けたファッティも多く存在している。 Mark Rosewaterによるデザイン記事[2]も参照。

参考

  1. Magic JargonDaily MTG 2013年12月3日 Ted Knutson著)
  2. 2.0 2.1 Fatty, Fatty, Two By FourMaking Magic 2007年3月26日 Mark Rosewater著)
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