Rapid Fire
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そういう意味では『大型のクリーチャーを、相手の大群にブロックされて殺されるリスクを減らす』、[[白]]らしい間接的防御能力といえなくもない。しかし、そのために4[[マナ]]の[[呪文]]がいるだろうか。例えば[[蘇生の印/Death Ward]]で[[再生]]させたほうが[[軽い|軽く]]て奇襲性がある分、まだマシのような気がする。 | そういう意味では『大型のクリーチャーを、相手の大群にブロックされて殺されるリスクを減らす』、[[白]]らしい間接的防御能力といえなくもない。しかし、そのために4[[マナ]]の[[呪文]]がいるだろうか。例えば[[蘇生の印/Death Ward]]で[[再生]]させたほうが[[軽い|軽く]]て奇襲性がある分、まだマシのような気がする。 |
2010年9月13日 (月) 18:15時点における版
Rapid Fire (3)(白)
インスタント
インスタント
この呪文は、ブロックしているクリーチャーが指定される前にのみ唱えられる。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは先制攻撃を得る。それがランページを持っていないなら、ターン終了時まで、そのクリーチャーはランページ2を得る。(そのクリーチャーがブロックされるたび、それをブロックしている2体目以降のクリーチャー1体につき+2/+2の修整を受ける。)
4マナ払って、先制攻撃+ランページ。ねらいどころは悪くないと思うが、ランページの誘発条件の関係上、使用タイミングがブロック宣言前というのが苦しい。
ブロックする前に先制攻撃やランページがあると判っていたら、それにあわせたブロックをされるだけ。特にランページは「単体クリーチャーでブロックしたら無意味」というのが判っているので、チャンプブロックをされておしまい、となるのが関の山。奇襲効果がほとんどないのが弱点といえる。
そういう意味では『大型のクリーチャーを、相手の大群にブロックされて殺されるリスクを減らす』、白らしい間接的防御能力といえなくもない。しかし、そのために4マナの呪文がいるだろうか。例えば蘇生の印/Death Wardで再生させたほうが軽くて奇襲性がある分、まだマシのような気がする。
相手のターン中自分のブロック・クリーチャーに先制攻撃をつけることもできるが、それなら他にはるかに軽いカードがあるだろう。
- 後に作られた赤の怒涛の突進/Barreling Attackは、これの弱点を補った改善バリエーションといっていいだろう。怒涛の突進と同じように、Rapid Fireも『ブロック確定後に使用でき、先制攻撃付与&対象クリーチャーをブロックしているクリーチャー1体につき+2/+2』なら、十分便利なのだが。
参考
- 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time 第16位(Braingeyser)
- カード個別評価:レジェンド - レア1