窓からの放り投げ/Defenestrate

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
1行: 1行:
 
{{#card:Defenestrate}}
 
{{#card:Defenestrate}}
  
[[]][[インスタント]][[単体除去]]。[[色拘束]]が減った代わりに、[[飛行]]持ちを[[破壊]]できなくなった[[殺害/Murder]]ともいえる。
+
[[飛行]]できない[[クリーチャー]]を窓から放り投げて殺してしまう[[インスタント]]。
 +
 
 +
[[]][[垂直落下/Plummet]]と対になっており、[[]]の[[単体除去]]インスタントとしては[[殺害/Murder]]の[[色拘束]]が減った代わりに[[フライヤー]]を[[破壊]]できなくなった。
  
 
[[構築]]であればより汎用性の高い[[除去]]が多数存在する。登場時の[[スタンダード]]環境において、早急な対処が迫られる[[クリーチャー]]には[[黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon]]、[[砂漠滅ぼし、イムリス/Iymrith, Desert Doom]]など、飛行を持つものが多いのも気に掛かる。
 
[[構築]]であればより汎用性の高い[[除去]]が多数存在する。登場時の[[スタンダード]]環境において、早急な対処が迫られる[[クリーチャー]]には[[黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon]]、[[砂漠滅ぼし、イムリス/Iymrith, Desert Doom]]など、飛行を持つものが多いのも気に掛かる。
7行: 9行:
 
[[リミテッド]]では条件こそあるものの、手軽に採用できる除去として有用。[[サイズ]]に優れた[[第2面]]の[[狼男]]を比較的[[軽い]][[コスト]]で処理できるため活躍しやすい。ただし、[[降霊]]の存在で[[フライヤー]]が発生しやすい環境なので除去をこれだけに頼ると足元をすくわれることも。
 
[[リミテッド]]では条件こそあるものの、手軽に採用できる除去として有用。[[サイズ]]に優れた[[第2面]]の[[狼男]]を比較的[[軽い]][[コスト]]で処理できるため活躍しやすい。ただし、[[降霊]]の存在で[[フライヤー]]が発生しやすい環境なので除去をこれだけに頼ると足元をすくわれることも。
  
*"defenestrate"で「窓から人や物を投げる」という意味の一単語。17世紀の[[Wikipedia:ja:プラハ窓外放出事件|プラハ窓外放出事件]]を語源とする。
+
*"defenestrate"で「窓から人や物を投げる」という意味の一単語。[[Wikipedia:ja:プラハ窓外放出事件|プラハ窓外放出事件]]を語源とする。
 
*日本語版の[[フレイバー・テキスト]]は[[誤訳/名訳|誤訳]]。原文に「魂を鎮める」という含みはない。この文は全体が仮定法過去完了になっており、正しい訳は「司祭にとっても少しは慰めになったかもしれない。取り替えられる窓に敬意を表して彼の名がつけられることを知っていたとしたら。」となる。要するに皮肉である。
 
*日本語版の[[フレイバー・テキスト]]は[[誤訳/名訳|誤訳]]。原文に「魂を鎮める」という含みはない。この文は全体が仮定法過去完了になっており、正しい訳は「司祭にとっても少しは慰めになったかもしれない。取り替えられる窓に敬意を表して彼の名がつけられることを知っていたとしたら。」となる。要するに皮肉である。
  

2021年9月19日 (日) 23:47時点における版


Defenestrate / 窓からの放り投げ (2)(黒)
インスタント

飛行を持たないクリーチャー1体を対象とする。それを破壊する。


飛行できないクリーチャーを窓から放り投げて殺してしまうインスタント

垂直落下/Plummetと対になっており、単体除去インスタントとしては殺害/Murder色拘束が減った代わりにフライヤー破壊できなくなった。

構築であればより汎用性の高い除去が多数存在する。登場時のスタンダード環境において、早急な対処が迫られるクリーチャーには黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon砂漠滅ぼし、イムリス/Iymrith, Desert Doomなど、飛行を持つものが多いのも気に掛かる。

リミテッドでは条件こそあるものの、手軽に採用できる除去として有用。サイズに優れた第2面狼男を比較的軽いコストで処理できるため活躍しやすい。ただし、降霊の存在でフライヤーが発生しやすい環境なので除去をこれだけに頼ると足元をすくわれることも。

  • "defenestrate"で「窓から人や物を投げる」という意味の一単語。プラハ窓外放出事件を語源とする。
  • 日本語版のフレイバー・テキスト誤訳。原文に「魂を鎮める」という含みはない。この文は全体が仮定法過去完了になっており、正しい訳は「司祭にとっても少しは慰めになったかもしれない。取り替えられる窓に敬意を表して彼の名がつけられることを知っていたとしたら。」となる。要するに皮肉である。
The chaplain would perhaps have found some small comfort had he known that the replacement window would be named in his honor.
司祭の魂を鎮めるために、取り替えられた窓にはその名誉を称えて彼の名がつけられた。

参考

QR Code.gif