ゴブリンの塹壕/Goblin Trenches

提供：MTG Wiki

2016年6月5日 (日) 21:29時点における版

土地からトークンを出せるエンチャント。リス番/Squirrel Wranglerとよく似ている。

露骨に強い対抗色の多色カードだらけのアポカリプスのなかでは、比較的あとから強さが判明したカードの1つである。土地を消費してまで出すトークンがわずか1/1という貧弱さからか、なかなか理解されなかったようである。後のカードになってしまうが、何度も使える急報/Raise the Alarmが弱いはずがない。

土地が並ぶ後半に強さを発揮することから、どちらかと言うとコントロールデッキ向けのカードである。土地1枚からトークンが2体出てくるため、単純なアドバンテージの面でも優秀。特に神の怒り/Wrath of God等のリセットで平らになった戦場を制圧する際に強力である上に、白と赤は全体除去を多数有する都合のよさ。さらにこのカード自体は大抵影響を受けないため、十分な土地があれば、何度もリセット、再構築のプロセスを繰り返し圧倒することができる。

トレンチのデッキ名の由来であり、かつフィニッシャーとして活躍している。出てくるトークンはゴブリンかつ兵士なので、部族支援を受けやすいのも重要な点である（→ゴブリン）。

• 「赤と白の2個」という表記から、片方が赤でもう片方が白、という誤解をする可能性がある。実際に出るトークンは赤かつ白の多色クリーチャー・トークンが2体である。

参考

• カード個別評価：アポカリプス - レア
• カード個別評価：エターナルマスターズ - レア
• カード個別評価：Vintage Masters - アンコモン