失う
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(3人の利用者による、間の5版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
'''失う'''/''Lose''という用語には複数の用法がある。 | '''失う'''/''Lose''という用語には複数の用法がある。 | ||
− | # | + | #「[[能力]]を失う」とは、[[オブジェクト]]からその能力を[[取り除く]]ことである。この時、同じ能力を複数持っているならば、そのすべてが失われる。[[種類別]]の第6種にあたる。 |
− | #*第6種であるので、第1種から第5種に該当する能力(例:[[多相]] | + | #*第6種であるので、第1種から第5種に該当する能力(例:[[多相]])を「失わせる」ことによっても無効化はできない。[[謙虚/Humility]]などの「すべての能力を失わせる」タイプの[[効果]]でも、第1種から第5種に該当する能力は無効化できない。 |
− | #「[[ライフ]]を失う」とは、指示された点数だけライフ総量を減少させるということである。これは[[ダメージ]]ではないので、[[軽減]]効果は適用できない。 | + | #*無効化はできないが「失わせる」ことはできる。多相の場合を例にすると、全てのクリーチャー・タイプを持つ能力なしのクリーチャーになり、[[ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs]]などの効果を受けられるようになる。 |
+ | #「[[ライフ]]を失う」とは、指示された点数だけライフ総量を減少させるということである。これは[[ダメージ]]ではないので、[[軽減]]効果は適用できない。[[ライフロス]]の項も参照。 | ||
#*ライフを失わせる効果は、[[あなた|自分]]が失うものも[[対戦相手]]に失わせるものもどちらも[[黒]]に多い。 | #*ライフを失わせる効果は、[[あなた|自分]]が失うものも[[対戦相手]]に失わせるものもどちらも[[黒]]に多い。 | ||
#*何らかの理由により(ダメージを与えられた、ライフ総量が特定の値にされたなど)ライフ総量が減った場合、それはライフを失ったものとして扱われる。 | #*何らかの理由により(ダメージを与えられた、ライフ総量が特定の値にされたなど)ライフ総量が減った場合、それはライフを失ったものとして扱われる。 | ||
+ | #「[[パーマネント]]の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を失う」とは、[[プレイヤー]]がそのパーマネントをコントロールしている状態から、そうでない状態になることである。 | ||
+ | #*他のプレイヤーがそのパーマネントのコントロールを得る場合以外に、そのパーマネントが[[戦場を離れる|戦場を離れ]]た場合にも、プレイヤーはそのパーマネントのコントロールを失う。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[ルーリング]] | *[[ルーリング]] | ||
+ | |||
+ | {{#cr:113.10}} |
2021年12月2日 (木) 15:51時点における最新版
失う/Loseという用語には複数の用法がある。
- 「能力を失う」とは、オブジェクトからその能力を取り除くことである。この時、同じ能力を複数持っているならば、そのすべてが失われる。種類別の第6種にあたる。
- 第6種であるので、第1種から第5種に該当する能力(例:多相)を「失わせる」ことによっても無効化はできない。謙虚/Humilityなどの「すべての能力を失わせる」タイプの効果でも、第1種から第5種に該当する能力は無効化できない。
- 無効化はできないが「失わせる」ことはできる。多相の場合を例にすると、全てのクリーチャー・タイプを持つ能力なしのクリーチャーになり、ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphsなどの効果を受けられるようになる。
- 「ライフを失う」とは、指示された点数だけライフ総量を減少させるということである。これはダメージではないので、軽減効果は適用できない。ライフロスの項も参照。
- 「パーマネントのコントロールを失う」とは、プレイヤーがそのパーマネントをコントロールしている状態から、そうでない状態になることである。
- 他のプレイヤーがそのパーマネントのコントロールを得る場合以外に、そのパーマネントが戦場を離れた場合にも、プレイヤーはそのパーマネントのコントロールを失う。
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方