テトラバス/Tetravus

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[[アップキープ]]の開始時に分離・合体できる[[アーティファクト・クリーチャー]]。
 
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[[リメイク]]版に[[ペンタバス/Pentavus]]、[[飛行機械隊/Thopter Squadron]]があり、また[[トリスケリオン/Triskelion]]とのハイブリッドである[[トリスケラバス/Triskelavus]]がいる。
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[[リメイク]]版に[[ペンタバス/Pentavus]]、[[飛行機械隊/Thopter Squadron]]、[[ヘキサバス/Hexavus]]があり、また[[トリスケリオン/Triskelion]]とのハイブリッドである[[トリスケラバス/Triskelavus]]もいる。
  
 
[[能力]]はそれぞれ似ているが微妙に違う。テトラバスは、
 
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となっており、リメイク版と比べて、初期デザインの複雑さを感じさせる。
 
となっており、リメイク版と比べて、初期デザインの複雑さを感じさせる。
  
*名前の由来は4を意味する接頭語「テトラ」。海などに置かれている四脚の消波ブロック「テトラポッド」と同様である。
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*[[倍増の季節/Doubling Season]]を[[コントロール]]していると、毎ターントークンの数を4倍にしていくことが可能。しかし、タイミングが限定されるため隙が多い。
**[[+1/+1カウンター]]は3つまでしか出せないが、本体が1/1なので合わせて4つ、ということなのだろう。
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*初出時は[[クリーチャー・タイプ]]がなかったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[構築物]]が追加された。
*[[倍増の季節/Doubling Season]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していると、毎ターントークンの数を4倍にしていくことが可能。しかし、タイミングが限定されるため隙が多い。
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*「エンチャントされない」という能力は、現在ではあまり見かけない(当時は他にも数枚あった)。トークンが再合体する際にオーラが[[はずす|はずれ]]てしまう点が、イメージ的に解りにくかったからだろうか。
 
*「エンチャントされない」という能力は、現在ではあまり見かけない(当時は他にも数枚あった)。トークンが再合体する際にオーラが[[はずす|はずれ]]てしまう点が、イメージ的に解りにくかったからだろうか。
*印刷時の[[ルール文章]]では、「カウンター→トークン」と「トークン→カウンター」の処理はひとつの誘発型能力にまとめられていて、必ず「カウンター→トークン」を先に行うようになっていた。現在はそれぞれに[[誘発]]するので、好きな順に[[スタック]]に置くことができる。
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*印刷時の[[ルール・テキスト]]では、「カウンター→トークン」と「トークン→カウンター」の処理はひとつの誘発型能力にまとめられていて、必ず「カウンター→トークン」を先に行うようになっていた。現在はそれぞれに[[誘発]]するので、好きな順に[[スタック]]に置くことができる。
*[[ミラディン]]での[[再録]]が検討されていたが、トークンがオーラをエンチャントできないなどのややこしい点があったため、リメイクのペンタバスが作られミラディンに収録された。
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*[[第5版]]では「アーティファクト・クリーチャーとしては低コスト」という理由で収録されなかった<ref>Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事)</ref>。
*テトラバスには[[フレーバー・テキスト]]など、背景ストーリーに関する詳しい情報が存在しない。が、アンティキティーの[[セット]]に収録されている[[カード]]群は、そのほぼ全てが[[ウルザ/Urza]]か[[ミシュラ/Mishra]]、ないし[[兄弟戦争]](小説[[The Brothers' War]])時代に関わりを持つカードばかりである。[[トリスケリオン/Triskelion]]がウルザの弟子の[[タウノス/Tawnos]]による創造物(トリスケリオンのフレイバー・テキストに記載)であること。そのタウノス作のトリスケリオンとテトラバスの両方の特徴・機構を備えた[[トリスケラバス/Triskelavus]]の存在。数字の「3」を意味するトリスケリオンと同じく「4」を意味する名称を持つこと。トリスケリオンと同じく+1/+1カウンターを用いた分離機構の所持。そしてトリスケリオンのように{{Gatherer|id=2073|どことなく玩具っぽさを漂わせる奇妙な形状}}(タウノスは元玩具職人の[[工匠]])。上記の確たる事実群や共通項から、このテトラバスは何らかの形でトリスケリオンと深い関わり、ないしタウノスとの背景ストーリーでの関わりを持つ可能性が高い。
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*[[ミラディン]]での[[再録]]が検討されていたが、トークンがオーラをエンチャントできないなどのややこしい点があったため、リメイクのペンタバスが作られミラディンに収録された<ref>{{Wayback|date=20090604145852|url=http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr91|title=Domo Arigato, Mr. Roboto}}[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト|WotC]]、英語</ref><ref>{{Wayback|20040302110822|http://www.hobbyjapan.co.jp/magic/articles/files/20031126_01.html|ドモアリガット、ミスター・ロボット}}上の邦訳</ref>。
  
==関連カード==
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==ストーリー==
*[[飛行機械隊/Thopter Squadron]]
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'''テトラバス'''/''Tetravus''は[[アンティキティー]]戦争時の[[ウルザ/Urza]]陣営の[[アーティファクト・クリーチャー]]。4を意味する接頭辞「テトラ/Tetora」という名前通りに、4部位からなる飛行クリーチャーである({{Gatherer|id=1027}})。[[カード]]の[[メカニズム]]では、3つの[[+1/+1カウンター]]に対応する1/1の[[テトラバイト]](Tetravite)と、カード本体の1/1で合わせて4つの部位となっている。
*[[ペンタバス/Pentavus]]
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*[[トリスケラバス/Triskelavus]]
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36[[アーギヴィーア暦/Argivian Reckoning|AR]]に[[アルガイヴ/Argive]]・[[コーリス/Korlis]]連合王国が成立しウルザが連合王国の[[最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer|最高工匠卿]]・[[護国卿、ウルザ/Urza, Lord Protector|護国卿]]に就任して以降、[[ヨーティア/Yotia]]奪還戦の時点で実戦配備されている。同じく数字を名前に冠する[[トリスケリオン/Triskelion#ストーリー|トリスケリオン/Triskelion]]も同時期の開発である。両者とも[[アルゴス/Argoth]]の決戦時まで利用され続ける。
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===登場作品===
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*[[The Brothers' War]](小説)
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==脚注==
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<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr91 Domo Arigato, Mr. Roboto]([[WotC]]、英語)
 
*[http://web.archive.org/web/20040302110822/http://www.hobbyjapan.co.jp/magic/articles/files/20031126_01.html ドモアリガット、ミスター・ロボット](上の邦訳)
 
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[アンコモン]]1
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[アンコモン]]1
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[レア]]
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__NOTOC__

2024年8月17日 (土) 17:04時点における最新版


Tetravus / テトラバス (6)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

飛行
テトラバスはその上に+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
あなたのアップキープの開始時に、あなたはテトラバスから望む数の+1/+1カウンターを取り除いてもよい。そうした場合、同じ数の無色の1/1のテトラバイト(Tetravite)・アーティファクト・クリーチャー・トークンを生成する。それらは飛行と「テトラバイトはエンチャントされない。」を持つ。
あなたのアップキープの開始時に、あなたはテトラバスによって生成された望む数のトークンを追放してもよい。そうした場合、テトラバスの上に同じ数の+1/+1カウンターを置く。

1/1

アップキープの開始時に分離・合体できるアーティファクト・クリーチャー

リメイク版にペンタバス/Pentavus飛行機械隊/Thopter Squadronヘキサバス/Hexavusがあり、またトリスケリオン/Triskelionとのハイブリッドであるトリスケラバス/Triskelavusもいる。

能力はそれぞれ似ているが微妙に違う。テトラバスは、

となっており、リメイク版と比べて、初期デザインの複雑さを感じさせる。

  • 倍増の季節/Doubling Seasonコントロールしていると、毎ターントークンの数を4倍にしていくことが可能。しかし、タイミングが限定されるため隙が多い。
  • 初出時はクリーチャー・タイプがなかったが、2007年9月サブタイプ変更構築物が追加された。
  • 「エンチャントされない」という能力は、現在ではあまり見かけない(当時は他にも数枚あった)。トークンが再合体する際にオーラがはずれてしまう点が、イメージ的に解りにくかったからだろうか。
  • 印刷時のルール・テキストでは、「カウンター→トークン」と「トークン→カウンター」の処理はひとつの誘発型能力にまとめられていて、必ず「カウンター→トークン」を先に行うようになっていた。現在はそれぞれに誘発するので、好きな順にスタックに置くことができる。
  • 第5版では「アーティファクト・クリーチャーとしては低コスト」という理由で収録されなかった[1]
  • ミラディンでの再録が検討されていたが、トークンがオーラをエンチャントできないなどのややこしい点があったため、リメイクのペンタバスが作られミラディンに収録された[2][3]

[編集] ストーリー

テトラバス/Tetravusアンティキティー戦争時のウルザ/Urza陣営のアーティファクト・クリーチャー。4を意味する接頭辞「テトラ/Tetora」という名前通りに、4部位からなる飛行クリーチャーである(イラスト)。カードメカニズムでは、3つの+1/+1カウンターに対応する1/1のテトラバイト(Tetravite)と、カード本体の1/1で合わせて4つの部位となっている。

36ARアルガイヴ/Argiveコーリス/Korlis連合王国が成立しウルザが連合王国の最高工匠卿護国卿に就任して以降、ヨーティア/Yotia奪還戦の時点で実戦配備されている。同じく数字を名前に冠するトリスケリオン/Triskelionも同時期の開発である。両者ともアルゴス/Argothの決戦時まで利用され続ける。

[編集] 登場作品

[編集] 脚注

  1. Taming the Flames(Duelist誌17号の記事)
  2. Domo Arigato, Mr. Roboto - Wayback Machine(2009年6月4日アーカイブ分)WotC、英語
  3. ドモアリガット、ミスター・ロボット - Wayback Machine(2004年3月2日アーカイブ分)上の邦訳

[編集] 参考

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