Scarwood Goblins

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(3人の利用者による、間の3版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Scarwood Goblins}}
 
{{#card:Scarwood Goblins}}
  
[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]初の「[[伝説の|伝説]]でない」「[[コモン]]の」[[多色]][[カード]]の1つ。
+
[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]初の「[[伝説の|伝説]]でない」「[[コモン]]の」[[多色カード]]の1つ。
  
2[[マナ]]で2/2[[バニラ]]と、[[緑]]単色の[[灰色熊/Grizzly Bears]]の[[下位互換]]である。しかし、[[ゴブリン]]であるため、灰色熊より[[部族]][[効果]]に期待できるという利点がある。また、同セットには3マナ2/2で同じゴブリンの[[ゴブリンの勇士/Goblin Hero]]がいるため、多色にすることで2マナ2/2というスペックになったとも言える。
+
2[[マナ]]で2/2[[バニラ]]と、[[緑]][[単色]]の[[灰色熊/Grizzly Bears]]の[[下位互換]]である。しかし、[[ゴブリン]]であるため、灰色熊より[[タイプ的]][[シナジー]]に期待できるという利点がある。また、同セットには3マナ2/2で同じゴブリンの[[ゴブリンの勇士/Goblin Hero]]がいるため、[[多色]]にすることで2マナ2/2というスペックになったとも言える。
  
まだまだ「マルチカラーは出しづらい分強くあるべき」という後の世の常識には追いついていないが、[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]時代からは一歩前進、というところだろう。
+
まだまだ「多色は出しづらい分強くあるべき」という後の世の常識には追いついていないが、[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]時代からは一歩前進、というところだろう。
  
 
*[[ザ・ダーク]]ではもう1枚、[[Marsh Goblins]]という多色クリーチャーがいる。そちらの[[コスト・パフォーマンス]]は輪を掛けて悪い。
 
*[[ザ・ダーク]]ではもう1枚、[[Marsh Goblins]]という多色クリーチャーがいる。そちらの[[コスト・パフォーマンス]]は輪を掛けて悪い。
 +
*カードには「このカードは緑でも赤でもある」ことが[[能力]]として{{Gatherer|id=1822|記載}}されており、[[マナ・コスト]]の色マナシンボルの並びも現在と異なる。多色に関するルールが整備されていなかった黎明期を感じさせる記述である。
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[バニラクリーチャー]]
 
*[[スカーウッドの森/Scarwood]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[スカーウッドの森/Scarwood]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:ザ・ダーク]] - [[コモン]]3
 
*[[カード個別評価:ザ・ダーク]] - [[コモン]]3

2024年6月20日 (木) 20:18時点における最新版


Scarwood Goblins (赤)(緑)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin)

2/2

マジック初の「伝説でない」「コモンの」多色カードの1つ。

2マナで2/2バニラと、単色灰色熊/Grizzly Bears下位互換である。しかし、ゴブリンであるため、灰色熊よりタイプ的シナジーに期待できるという利点がある。また、同セットには3マナ2/2で同じゴブリンのゴブリンの勇士/Goblin Heroがいるため、多色にすることで2マナ2/2というスペックになったとも言える。

まだまだ「多色は出しづらい分強くあるべき」という後の世の常識には追いついていないが、レジェンド時代からは一歩前進、というところだろう。

  • ザ・ダークではもう1枚、Marsh Goblinsという多色クリーチャーがいる。そちらのコスト・パフォーマンスは輪を掛けて悪い。
  • カードには「このカードは緑でも赤でもある」ことが能力として記載されており、マナ・コストの色マナシンボルの並びも現在と異なる。多色に関するルールが整備されていなかった黎明期を感じさせる記述である。

[編集] 参考

QR Code.gif