ファッティ
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(現状に合わせて改稿。時期不明の話が多いので詳細希望) |
(MTG Wikiでは未だ頻繁に「ファッティ」の語が使われているが公式サイトで「fatty」「fattie」はおそらく2019年ごろまで、日本公式でも近年はクロタカ氏と市川ユウキ氏しか使用していない) |
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− | '''ファッティ'''(''Fatty''、''Fattie'')は、[[大型クリーチャー]] | + | '''ファッティ'''(''Fatty''、''Fattie'')は、[[大型クリーチャー]]を指すやや古い俗称。「太った」の意。 |
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+ | [[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社の公式サイトでは、2019年初頭<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/precognitive-perception-2019-01-03 PRECOGNITIVE PERCEPTION]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0031659/ 予知覚](Card Preview [[2019年]]1月3日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>を最後に使用されなくなっている。日本支社によるサイトでも使用しているのは一部のライターのみ([https://mtg-jp.com/reading/topics/?q=ファッティ 日本公式サイトを「ファッティ」で検索])。 | ||
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− | 一概には言えないが、大体4/4<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-jargon-2006-09-09 Magic Jargon]([[Daily MTG]] | + | 一概には言えないが、大体4/4<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-jargon-2006-09-09 Magic Jargon]([[Daily MTG]] [[2013年]]12月3日 [[Ted Knutson]]著)</ref>か[[巨大戦車/Juggernaut|5/3]]<ref name="fatty">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/fatty-fatty-two-four-2007-03-26 Fatty, Fatty, Two By Four]([[Making Magic]] [[2007年]]3月26日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>からそう呼ばれるとのこと。 |
かつて初心者や海外(特に本家アメリカ)[[プレイヤー]]は[[重い|重く]]てでっかい[[クリーチャー]]を好むと言われていた(→[[Timmy, Power Gamer]])。これはひとつの傾向に過ぎないが、情報の流通が遅かった時代には大きな大会のバイヤー・ブースにおいて7~8[[マナ]]もして[[構築]]ではほとんど使えない[[ドラゴン]]・[[カード]]が、日本バイヤーでは100円程度、米国バイヤーのほうでは500円といったように並んでいた牧歌的な光景も見られた。 | かつて初心者や海外(特に本家アメリカ)[[プレイヤー]]は[[重い|重く]]てでっかい[[クリーチャー]]を好むと言われていた(→[[Timmy, Power Gamer]])。これはひとつの傾向に過ぎないが、情報の流通が遅かった時代には大きな大会のバイヤー・ブースにおいて7~8[[マナ]]もして[[構築]]ではほとんど使えない[[ドラゴン]]・[[カード]]が、日本バイヤーでは100円程度、米国バイヤーのほうでは500円といったように並んでいた牧歌的な光景も見られた。 | ||
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*以前は[[絵|イラスト]]からファッティと言えば[[マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn]]のことを指したが、その後イラストに関係なく使われる様になった。 | *以前は[[絵|イラスト]]からファッティと言えば[[マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn]]のことを指したが、その後イラストに関係なく使われる様になった。 | ||
*ちなみに{{WHISPER検索/カード名|Fat}}すると思ったより多くのカードが出るが、あくまで「運命/Fate」などの語が引っかかっているだけである。 | *ちなみに{{WHISPER検索/カード名|Fat}}すると思ったより多くのカードが出るが、あくまで「運命/Fate」などの語が引っかかっているだけである。 | ||
− | *カードの発売形式として、英語版のみ[[ファットパック]] | + | *カードの発売形式として、英語版のみ[[ファットパック]]という箱もあった。 |
*[[リミテッド]]で強力なファッティが「神」などと呼ばれるのは、多少の[[コンバット・トリック]]を駆使してもどうにもならないことが大きな要因。 | *[[リミテッド]]で強力なファッティが「神」などと呼ばれるのは、多少の[[コンバット・トリック]]を駆使してもどうにもならないことが大きな要因。 | ||
*かつては[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン・デッキ]]のうち比較的大型の[[クリーチャー]]で殴り倒す[[デッキ]]の総称としても使われていた。 | *かつては[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン・デッキ]]のうち比較的大型の[[クリーチャー]]で殴り倒す[[デッキ]]の総称としても使われていた。 |
2022年4月25日 (月) 10:20時点における版
ファッティ(Fatty、Fattie)は、大型クリーチャーを指すやや古い俗称。「太った」の意。
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の公式サイトでは、2019年初頭[1]を最後に使用されなくなっている。日本支社によるサイトでも使用しているのは一部のライターのみ(日本公式サイトを「ファッティ」で検索)。
Mahamoti Djinn / マハモティ・ジン (4)(青)(青)
クリーチャー — ジン(Djinn)
クリーチャー — ジン(Djinn)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
5/6一概には言えないが、大体4/4[2]か5/3[3]からそう呼ばれるとのこと。
かつて初心者や海外(特に本家アメリカ)プレイヤーは重くてでっかいクリーチャーを好むと言われていた(→Timmy, Power Gamer)。これはひとつの傾向に過ぎないが、情報の流通が遅かった時代には大きな大会のバイヤー・ブースにおいて7~8マナもして構築ではほとんど使えないドラゴン・カードが、日本バイヤーでは100円程度、米国バイヤーのほうでは500円といったように並んでいた牧歌的な光景も見られた。
ファッティはティミー好みのカードだと思われがちだが、重視するものが異なるジョニー、スパイクそれぞれに向けたファッティも多く存在している。 Mark Rosewaterによるデザイン記事[3]も参照。
- ファッティはデッキのフィニッシャーを務める場合も多いが、当然ファッティでないフィニッシャーも存在する。
- 以前はイラストからファッティと言えばマハモティ・ジン/Mahamoti Djinnのことを指したが、その後イラストに関係なく使われる様になった。
- ちなみにカード名を「Fat」で検索すると思ったより多くのカードが出るが、あくまで「運命/Fate」などの語が引っかかっているだけである。
- カードの発売形式として、英語版のみファットパックという箱もあった。
- リミテッドで強力なファッティが「神」などと呼ばれるのは、多少のコンバット・トリックを駆使してもどうにもならないことが大きな要因。
- かつてはビートダウン・デッキのうち比較的大型のクリーチャーで殴り倒すデッキの総称としても使われていた。
参考
- ↑ PRECOGNITIVE PERCEPTION/予知覚(Card Preview 2019年1月3日 Sam Stoddard著)
- ↑ Magic Jargon(Daily MTG 2013年12月3日 Ted Knutson著)
- ↑ 3.0 3.1 Fatty, Fatty, Two By Four(Making Magic 2007年3月26日 Mark Rosewater著)