フレイバー

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'''フレイバー'''/''Flavor''とは、「風味」を意味する語。転じて、[[カード]]の雰囲気を表すために使用される。マジックの要素のうち、フレイバーを特に愛するプレイヤー群は'''[[Timmy, Johnny, and Spike#ヴォーソスとメルヴィン|ヴォーソス]]'''という通称で呼ばれる。
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'''フレイバー'''(''Flavor'')とは、「風味」を意味する語。転じて、[[カード]]の雰囲気を表すために使用される。マジックの要素のうち、フレイバーを特に愛するプレイヤー群は'''[[Timmy, Johnny, and Spike#ヴォーソスとメルヴィン|ヴォーソス]]'''という通称で呼ばれる。
  
 
==概要==
 
==概要==

2021年12月13日 (月) 16:21時点における版

フレイバー(Flavor)とは、「風味」を意味する語。転じて、カードの雰囲気を表すために使用される。マジックの要素のうち、フレイバーを特に愛するプレイヤー群はヴォーソスという通称で呼ばれる。

概要

マジック:ザ・ギャザリングダンジョンズ&ドラゴンズのようなファンタジー世界に影響されたトレーディングカードゲームであり、その雰囲気に魅了されたプレイヤーコレクターも多い。マナ・シンボルからして、それぞれのの雰囲気を表している。

カードの構成要素

最古のセットであるリミテッド・エディションより、ルール的な意味を持たないおよびフレイバー・テキストがカードに風味を添えてきた。銀枠ではそれらがゲーム的な意味を持つこともある。

クリーチャー・タイプもかつては一部を除いてフレイバーを表すことが主目的であったが、部族にゲーム的に意味を持たされることも次第に多くなっていった。

上記およびカード名背景世界は現在、主にクリエイティブ・チームによって担当されている。

またエキスパンション・シンボルも、ささやかながらセットの雰囲気を伝えるのに一役買っている。

芳醇なセット

フレイバーを始点としたカードデザインの手法としてトップダウン・デザインがある。個々のカードに適用されることもあれば、2011年以降のイニストラード・ブロックの成功を受けてからは次元/Planeカードセットそのものをトップダウンで制作することも増えた。

同2011年に開発部が公表した新世界秩序では、対処すべきことのひとつとして理解上の複雑さが挙げられていた。「そのカードが何を行うのか」をプレイヤーが理解する助けとしてフレイバーによるイメージが役に立つことから、基本セット2013ごろからは特に「resonant」である(深い、共鳴する、呼び覚ますという意味。日本では「芳醇」と訳されている(日本公式サイトを「芳醇」で検索)ことを意識してデザインされている。

フレイバー表現の拡張

2019年発売のエルドレインの王権以降、「プロジェクト・ブースター・ファン」の一貫としてショーケース・フレームが登場。特殊なカードがそのセットの雰囲気を彩る。

2020年発売のイコリア:巨獣の棲処以降、他IPとのコラボにあたって名前が2行に渡るカード群が現れるようになった。これらは2行目に書かれたものが正式なカード名であり、1行目に書かれたコラボ用の名前はフレイバー・テキストとして扱われる。

2021年発売のフォーゴトン・レルム探訪ではフレイバー語も登場した。

参考

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