マナレシオ

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[[クリーチャー]]の強さを評価する際に使われる指標の一つで、基本的には値が高いほど良い。ただし、当然ながらこの値が高ければ必ずしも優秀というわけではなく、あくまでも目安の一つである。また、[[色]]や[[点数で見たマナ・コスト]]毎に、標準的なマナレシオの値は変化することに注意。
 
[[クリーチャー]]の強さを評価する際に使われる指標の一つで、基本的には値が高いほど良い。ただし、当然ながらこの値が高ければ必ずしも優秀というわけではなく、あくまでも目安の一つである。また、[[色]]や[[点数で見たマナ・コスト]]毎に、標準的なマナレシオの値は変化することに注意。
  
以前は、中堅程度のクリーチャーでマナレシオが1以上だと大抵はデメリット能力を持っていたが、近年ではクリーチャーの質の向上に伴い、その域のクリーチャーでもメリット能力を持っているクリーチャーが続々と登場している。例えば、単色4マナ4/4+メリット能力のクリーチャーは、[[貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth]]までは存在していなかったが、近年では何体かいる。更には[[ラヴニカへの回帰]]で単色4マナ5/5+メリット能力持ちの[[死橋の大巨虫/Deadbridge Goliath]]が登場するなどしている。
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以前は、中堅程度のクリーチャーでマナレシオが1以上だと大抵はデメリット能力を持っていたが、近年ではクリーチャーの質の向上に伴い、その域のクリーチャーでもメリット能力を持っているクリーチャーが続々と登場している。
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*例えば、単色4マナ4/4+メリット能力持ちのクリーチャーは[[貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth]]までは存在していなかったが、近年では何体もいる。また、単色4マナ4/4[[飛行]]+αの[[不退転の大天使/Indomitable Archangel]]や[[難題のスフィンクス/Conundrum Sphinx]](どちらも+αは必ずしもメリット能力として働くものではないが)、単色4マナ5/5+メリット能力のみの[[死橋の大巨虫/Deadbridge Goliath]]が登場するなどしている。
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マナ・コストが1以上でこの数字が最大なのは[[死の影/Death's Shadow]](13)、最小なのは[[脊髄寄生虫/Spinal Parasite]](−1/5)。値が正のものに限れば、最小は[[脈動する幻影/Pulsating Illusion]]、[[ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll]]、[[Necropolis]](1/10)である。
  
*マナ・コストが1以上でこの数字が最大なのは[[死の影/Death's Shadow]](13)、最小なのは[[脊髄寄生虫/Spinal Parasite]](−1/5)。値が正のものに限れば、最小は[[脈動する幻影/Pulsating Illusion]]、[[ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll]]、[[Necropolis]](1/10)である。
 
**13年近くの間、マナレシオが最大なのは[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]](12)であった。現在では、前述の死の影に次いで2位となっている。
 
 
*この数字が3以上ならば確実にとんでもない[[ペナルティ能力|デメリット]]能力がつく。1マナ3/3以上、2マナ6/6以上などはそうはいない。
 
*この数字が3以上ならば確実にとんでもない[[ペナルティ能力|デメリット]]能力がつく。1マナ3/3以上、2マナ6/6以上などはそうはいない。
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*13年近くの間、マナレシオが最大なのは[[ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought]](12)であった。現在では、前述の死の影に次いで2位となっている。
  
 
マナレシオだけでは判断できない、[[能力]]などを含めた総合的な評価をするための概念には、他に[[コスト・パフォーマンス]]があるが、こちらは抽象的な概念であり数値で表すことはできない。
 
マナレシオだけでは判断できない、[[能力]]などを含めた総合的な評価をするための概念には、他に[[コスト・パフォーマンス]]があるが、こちらは抽象的な概念であり数値で表すことはできない。
  
 
*能力を数値化するために、メリットとなる能力を+1、デメリットとなる能力を-1としてパワー、タフネスに換算し、改めてマナレシオを計算するという手法が取られることもある。ただし、能力毎に同じ修正値ではおかしいのは明らかであり、やはり正確に数値化できるとは言えない。
 
*能力を数値化するために、メリットとなる能力を+1、デメリットとなる能力を-1としてパワー、タフネスに換算し、改めてマナレシオを計算するという手法が取られることもある。ただし、能力毎に同じ修正値ではおかしいのは明らかであり、やはり正確に数値化できるとは言えない。
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==その他==
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==参考==
 
==参考==
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

2013年6月27日 (木) 09:10時点における版

マナレシオ(Mana Ratio)とは、パワータフネスの平均を点数で見たマナ・コストで割った値。

クリーチャーの強さを評価する際に使われる指標の一つで、基本的には値が高いほど良い。ただし、当然ながらこの値が高ければ必ずしも優秀というわけではなく、あくまでも目安の一つである。また、点数で見たマナ・コスト毎に、標準的なマナレシオの値は変化することに注意。

以前は、中堅程度のクリーチャーでマナレシオが1以上だと大抵はデメリット能力を持っていたが、近年ではクリーチャーの質の向上に伴い、その域のクリーチャーでもメリット能力を持っているクリーチャーが続々と登場している。

マナ・コストが1以上でこの数字が最大なのは死の影/Death's Shadow(13)、最小なのは脊髄寄生虫/Spinal Parasite(−1/5)。値が正のものに限れば、最小は脈動する幻影/Pulsating Illusionぬいぐるみ人形/Stuffy DollNecropolis(1/10)である。

  • この数字が3以上ならば確実にとんでもないデメリット能力がつく。1マナ3/3以上、2マナ6/6以上などはそうはいない。

マナレシオだけでは判断できない、能力などを含めた総合的な評価をするための概念には、他にコスト・パフォーマンスがあるが、こちらは抽象的な概念であり数値で表すことはできない。

  • 能力を数値化するために、メリットとなる能力を+1、デメリットとなる能力を-1としてパワー、タフネスに換算し、改めてマナレシオを計算するという手法が取られることもある。ただし、能力毎に同じ修正値ではおかしいのは明らかであり、やはり正確に数値化できるとは言えない。

その他

参考

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