忍耐強く企む者、ゴラム/Gollum, Patient Plotter
伝説のクリーチャー — ハーフリング(Halfling) ホラー(Horror)
忍耐強く企む者、ゴラムが戦場を離れたとき、指輪があなたを誘惑する。
(黒),クリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたの墓地にある忍耐強く企む者、ゴラムをあなたの手札に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。
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戦場を離れる度、指輪があなたを誘惑する伝説のハーフリング・ホラー。
死亡はもちろん、明滅やバウンスでも条件を満たす。1マナ+生け贄で自身を回収することも可能なので、追放やライブラリーに戻されて対処されなければしつこく盤面に戻ってきては指輪の誘惑を置き土産にしていってくれる。本人も2マナ3/1と無視し続けるには少々怖い程度の打点があるので、いざとなればチャンプアタックで誘発させることも視野に入る。
とはいえ、やはり基本的には能動的に誘発させられるようにデッキを組んでおきたい。黒らしく生け贄に捧げる追加コストを持つカードとの併用が基本だろう。自身の回収にもクリーチャーの生け贄が必要なため、サクリファイス気質の死亡することでアドバンテージを稼ぐタイプのデッキと相性が良い。回収はソーサリー・タイミング限定のため、死亡が確定したクリーチャーを用いるといったことは不可能。
リミテッドの場合、死亡誘発を多用するのは難しい。これ自身は小型クリーチャーに過ぎないので、指輪の誘惑を繰り返し行いたいカードをピックした場合に採用したり、より小粒のクリーチャーを利用してパワーが高めのクリーチャーを盤面に戻す、といった形の運用になるか。
関連カード
[編集]- 忍耐強く企む者、ゴラム/Gollum, Patient Plotter
- 役立つ案内人、スメアゴル/Sméagol, Helpful Guide
- 策謀する案内人、ゴラム/Gollum, Scheming Guide
- 心奪われし追跡者、ゴラム/Gollum, Obsessed Stalker
- なぞなぞ名人、ゴラム/Gollum, Riddle Master
- だんまり忍び足、ゴラム/Gollum, Silent Slinker
- 見捨てられた者、ゴラム/Gollum the Abandoned
ストーリー
[編集]ゴラム(瀬田貞二訳ではゴクリ)/Gollumは中つ国/Middle-Earthの怪物(イラスト)。
元はスメアゴル/Sméagolという名のホビットだったが、友人のデアゴル/Déagolとアンドゥイン川/Anduinに遊びに行った時、川底に沈んでいた一つの指輪/The One Ringをデアゴルが発見してしまう。指輪に魅了されたスメアゴルは指輪を手に入れるため、拒むデアゴルを殺してしまう。更に指輪の魔力に蝕まれ続けた彼はやがて同族から追放され、以降は霧ふり山脈/Misty Mountainsの洞穴に潜むようになる。更に長い年月を過ごす間にホビットの原型から遠く離れた奇怪な姿に変わっていき、いつしかしきりに喉を鳴らす怪物に成り果ててしまう(ゴラムというのは、この喉を鳴らす動作から名付けられたもの)。
『ホビットの冒険』で偶然にもゴラムの住処に迷い込んだビルボ・バギンズ/Bilbo Bagginsに指輪を盗まれてしまうが、皮肉にも指輪を手放したことで洞窟から這い出るだけの気力を取り戻し、ビルボを追いかけて中つ国を放浪。やがてモルドール/Mordorで闇の軍勢に捕まってしまい、指輪の在処を吐かせるべく尋問を受ける。これにより指輪がホビット庄/The Shireにあることがサウロン/Sauronに露見した後は彼らからの興味を失い、モルドールから逃げ延びたところで今度はアラゴルン/Aragornに捕獲され、一連の事態をガンダルフ/Gandalfが知る所になる。その後は闇の森のエルフに預けられたが、指輪を求めるゴラムはそこからも逃げ出してフロド/Frodo一行を密かに追いかけ始めた。
モルドールまでの案内役としてフロドとサム/Samに捕まった際、フロドから本来の名前を思い出させて貰ったことで本来の善良なホビットであるスメアゴルの人格が表出。指輪に魅了された邪悪な怪物のゴラムを咎めるなどして指輪の魅了に抵抗を見せるが、最終的には再び屈服してしまう。だが最終盤で彼のとった行動が、中つ国の命運を分けることに……。