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受け継ぎし地の開墾/Heritage Reclamation

提供: MTG Wiki
Heritage Reclamation / 受け継ぎし地の開墾 (1)(緑)
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・アーティファクト1つを対象とする。それを破壊する。
・エンチャント1つを対象とする。それを破壊する。
・墓地にあるカード最大1枚を対象とする。それを追放する。カード1枚を引く。

緑お得意のアーティファクト/エンチャント除去に、墓地対策とキャントリップのモードがついたインスタント。

自然への回帰/Return to Natureへの上位互換であり、墓地を追放した場合もカード・アドバンテージを失わなくなった。墓地追放のモードは対象が最大1つなので、墓地にカードがなくても(あるいは、追放したくなくても)サイクリング感覚で使うことが可能。これにより萎れ/Wiltに近い腐りにくさも獲得している。

とはいえ、いずれのモードも対戦相手への干渉なので、相手のデッキ構築次第で有効度が上下しやすい点は変わっていない。アーティファクト・エンチャント・墓地のいずれも利用しないデッキというのは少ないものの、これら三要素への依存度が低いデッキ相手では有効活用できるタイミングが限られやすい。腐った際に疑似サイクリングできるという点も、そもそもそのスロットに他の有効札を入れた方が良い場合が多く、腐るのを承知でメインデッキから入れる免罪符にはなりにくい。メタゲームにもよるが、基本的にはサイドボード要員であるという点は自然への回帰などと同様である。

団結のドミナリア〜FINAL FANTASY期のスタンダードではズアーオーバーロードやグルール昂揚などのサイドボードに採用された。メタゲーム上位の全知リアニメイトやイゼット果敢の両方に対応できるため、サイドボードの枠を圧縮しやすいからである。なお、同時期に存在していたグルール果敢では除霊用掃除機/Ghost Vacuum・削剥/Abrade・魔道士封じのトカゲ/Magebane Lizardなどで先述した仮想敵に対抗していたため採用例は少なかった。続く2025年〜2026年期でもティムールの戦告者コンボ等の緑入りデッキのサイドボードに幅広く採用される。同時期のスタンダードではイゼット大釜というアーティファクト・エンチャント・墓地利用を兼ね備えたトップメタが存在するからである。

モダンにおいては、イゼット果敢が最悪キャントリップとしても使える受けの広い対策カードとしてサイドボードにタッチしている場合がある。

リミテッドでは包囲サイクル・英雄譚といったボムレアや各種マナ・アーティファクトを除去できる点が強みとなるが、同じ緑に限っても下生えの豹/Undergrowth Leopardや破壊の嵐孵り/Disruptive Stormbroodなど同じ役目を果たせるクリーチャーが存在し、対戦相手の相続・調和を対策できる点のみを以てこのカードを高く評価するのは難しい。自分の墓地からカードが移動するイベントを参照するキシュラの掠め飛び/Kishla Skimmerや以心伝心の狩人/Attuned Hunterを採用できていれば誘発条件を満たせる点を買えるかもしれない。キシュラの底引き漁師/Kishla Trawlersでこのカードを回収すれば誘発条件を複数回満たしつつカード・アドバンテージも獲得できる。最低限2マナのドロー呪文になるのでゲーム序盤のマナスクリューにも強い。

響き渡る音とともに像は崩れ落ちた。アタルカの圧政の象徴はティムールの地から消し去られた。

参考

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