ネオブランド
ネオブランド (NeoBrand) は、灯争大戦参入後のモダン環境に存在する新生化系コンボデッキの一種。デッキ名は新生化/Neoformとグリセルブランド/Griselbrandからである。
概要
[編集]クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札から緑のカードを2枚、追放することを選んでもよい。
アロサウルス乗りのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールする土地の数に1を加えた点数に等しい。
1+*/1+*
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
あなたのライブラリーから、その生け贄に捧げたクリーチャーのマナ総量に1を足した値に等しいマナ総量を持つクリーチャー・カード1枚を探し、そのカードを+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
ピッチコストでアロサウルス乗り/Allosaurus Riderを唱え、新生化/Neoformか異界の進化/Eldritch Evolutionでグリセルブランド/Griselbrandを戦場に出す動きを中心とする。後はグリショールブランドと同じように、滋養の群れ/Nourishing Shoalでライフを回復しながらグリセルブランドの起動型能力を複数回起動するチェイン・コンボによってフィニッシュ手段を引き込むだけである。猿人の指導霊や絡み森の大長/Chancellor of the Tangleがゲーム開始時の手札にあれば1ターンキルも可能である。
グリショールブランドと違って墓地を経由しないため墓地対策が効かないという強みがある。また、実質2枚コンボながら、アロサウルス乗りは召喚士の契約/Summoner's Pactでサーチが可能、グリセルブランドは新生化と異界の進化のどちらで戦場に出してもよい、とそれぞれのコンボパーツがデッキに実質8枚ずつ入っているようなものなのでコンボの安定性も高い。全てのコンボパーツが緑で統一されているため、不要となった2枚目以降もアロサウルス乗りのピッチコストへ変えられる点もポイントである。
対戦相手にほぼ妨害をさせずに勝利できる可能性がある一方、アロサウルス乗り/Allosaurus Riderは唱えると手札が3枚減るダブルピッチスペルであるため、対戦相手の妨害が刺さってしまうと非常に厳しい。Piotr Głogowskiはこのデッキを“ガラスの大砲”と表現している[1]。
- このデッキが最初に現れたのは、当時ロンドン・マリガンを試験導入していたMagic Onlineであった。バンクーバー・マリガンよりもコンボパーツを集めやすいルール下では猛威をふるい、徴用/Commandeerや撹乱する群れ/Disrupting Shoalをメインデッキから積むデッキや、ミラーマッチ対策のカードをメインデッキに投入する者まで現れた。
猿人の指導霊/Simian Spirit Guideの禁止によって弱体化を余儀なくされたが、その後も様々なフィニッシュ手段が試されている。
インスタント
複製(1)(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたが複製コストを支払った回数1回につき1回、これをコピーする。それらのコピーの新しい対象を選んでもよい。)
誘発型能力か無色の呪文である1つを対象とする。それを打ち消す。
その後2025年5月頃から、メインデッキから投入した記憶への放逐/Consign to Memoryによって召喚士の契約/Summoner's Pact・否定の契約/Pact of Negationの遅延誘発型能力による敗北を踏み倒す構成が出現する。このタイプは従来のオールイン構成と異なり契約を使ったターンに勝利する必要がないため、コンボを決めるか死ぬかの二択になりにくく、また滋養の群れ/Nourishing Shoalのようなチェインコンボ専用のパーツを減らせるのが強みである。
サンプルリスト(オールイン型)
[編集]偏執狂型
[編集]- 最初期に登場した、魔力変/Manamorphoseを挟んで研究室の偏執狂/Laboratory Maniacを唱えて勝利するタイプ。魔力変を挟む必要がない突撃の地鳴り/Seismic Assaultでフィニッシュするタイプも存在した。
スラスタ型
[編集]| Neobrand(Modern) [2] | |
|---|---|
| 土地 (11) | |
| 3 | 植物の聖域/Botanical Sanctum |
| 1 | 繁殖池/Breeding Pool |
| 4 | 宝石鉱山/Gemstone Mine |
| 3 | 冠水樹林帯/Waterlogged Grove |
| クリーチャー (13) | |
| 4 | アロサウルス乗り/Allosaurus Rider |
| 4 | 絡み森の大長/Chancellor of the Tangle |
| 1 | グリセルブランド/Griselbrand |
| 4 | 大嵐の咆哮、スラスタ/Thrasta, Tempest's Roar |
| 呪文 (36) | |
| 4 | 豊穣な収穫/Abundant Harvest |
| 4 | 異界の進化/Eldritch Evolution |
| 2 | 籠城用投薬/Fortifying Draught |
| 4 | 魔力変/Manamorphose |
| 4 | モックス・アンバー/Mox Amber |
| 4 | 新生化/Neoform |
| 4 | 滋養の群れ/Nourishing Shoal |
| 2 | バネ葉の太鼓/Springleaf Drum |
| 4 | 召喚士の契約/Summoner's Pact |
| 4 | 変わり樹の共生/Turntimber Symbiosis |
| サイドボード (15) | |
| 4 | 神聖の力線/Leyline of Sanctity |
| 4 | 自然の要求/Nature's Claim |
| 3 | 否定の契約/Pact of Negation |
| 4 | 夏の帳/Veil of Summer |
- 軽く唱えた大嵐の咆哮、スラスタ/Thrasta, Tempest's Roarを籠城用投薬/Fortifying Draughtで強化して殴り倒すタイプ。滋養の群れ/Nourishing Shoalのおかげで一撃死も狙える。
忍耐型
[編集]- 忍耐/Enduranceで自分のライブラリーを修復することで滋養の群れ/Nourishing Shoalを使い回し、最終的に霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoirを起動して勝利する。魂の撃ち込み/Soul Spikeを使いまわすタイプや、オニキス教授/Professor Onyxの誘発型能力で勝利する亜種も存在した。
ソリン型
[編集]- 大量にライフゲインした状態でマルコフ家のソリン/Sorin of House Markovを出すことで即座に変身させ、貪欲なる新生子、ソリン/Sorin, Ravenous Neonateの-1能力で一撃死を狙う。また追加の新生化/Neoform先としてアロサウルス乗り/Allosaurus Riderのコストにもなる暴走暴君、ガルタ/Ghalta, Stampede Tyrantを採用しており、手札に来てしまった大型クリーチャー群をガルタのETBで好きなだけ踏み倒すギミックも搭載されている。
サンプルリスト(非オールイン型)
[編集]- アロサウルス乗り/Allosaurus Riderからは暴走暴君、ガルタ/Ghalta, Stampede Tyrant・グリセルブランド/Griselbrand・終わらぬ歌、ウレニ/Ureni, the Song Unendingにアクセスすることができ、これらを歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revelsで強化することでワンショットキルも狙える。またパイオニアの新生化デッキと同様に、わめき騒ぐマンドリル/Hooting Mandrillsを種に偉大なる統一者、アトラクサ/Atraxa, Grand Unifierを出すギミックも搭載されている。