ドリックス/Drix
ドリックス/Drixは、終端/The Edgeの人型種族。ドリックス協定/The Drix Concordanceとも呼ばれる。
解説
[編集]ドリックス/Drixとはひとつの種族であり、「虚空間渡り/Weftwalking」によって光速以上の速度で移動することができる。彼らは虚空間/The Weftを移動しながらも現実世界との繋がりを保ち、あらゆる空間と時間を一歩前または一歩後の距離にまで縮めることができる。ドリックスの社会はピナクル/Pinnacleよりも数千年も前から存在している。
一見無限とも思える空間を越えて繋がる能力を持つにもかかわらず、ドリックスは孤独を非常に好む――むしろ、時間も場所も関係なく繋がることができるからこそ、彼らはプライバシーを重んじている。通常、ドリックスの集団は最大でも10人ほどで構成され、血縁関係、文化、職業などでまとまっていることが多い。彼らは錘星/Beam worldsにて会議を開催することで、時空を超えて自分たちの文化を維持している。錘星とは、運命あるいは何らかの宇宙的動力によって次元の錨として機能する惑星である。
- 虚空間渡り/Weftwalkingはドリックスの技である(イラスト)。一連の技術、儀式的な発声、訓練、儀式によって実行され、宇宙船や久遠推進装置/Eternity drive、久遠の柱/Eternity columnを必要とせずに超光速の移動を可能にする。
- ただしその技は古めかしく、一回一回が博打であるとされる[1]。また、ユーミディアン/Eumidianがその秘密を探ろうとしたが失敗している[2]。
- 錘星/Beam worldsは空間における「錨」地点、現実の状態に関係なく一定に保たれる量子的重ね合わせ的惑星である。ドリックスたちの集合場所であり、彼らはその在処を厳重な秘密として守っている。
ドリックスが持つ虚空間渡りの能力は、様々な増強や遺伝子操作、儀式、儀礼によって引き出され、強化されたものである。彼らはフォモーリ/Fomoriとエルドラージ/Eldraziの衝突時代以前にまで遡る遺物、「実存の織物/The Fabric of All Being」からそれを学んだ。実存の織物は万物の運命を秘めており、ドリックスの錘星に厳重保管されて他種族から守られている。同時にこれはドリックスにとっては虚空間渡りの知識を解き放つ上で重要な役割を果たす。その知識の一部はピナクルへと提供され、久遠の柱と久遠推進装置の開発における同盟の指針となった。
ドリックスは「縫い目破り/Seam-ripper」(イラスト)を用いて虚空間渡りの力を増幅し、方向づけ、そして活性化させる。彼らの縫い目破りは、増幅手段にして錨であるとも言える――生来の虚空間渡り能力を強化すると同時に、彼らを故郷の薄層、つまり故郷の現実世界へと繋ぎ止めるのだ。もしも虚空間渡りの最中に縫い目破りを無視したり長時間離れたりしたなら、虚空間の多面的な基質へと転落し、奇跡的な幸運に恵まれない限り永遠に失われてしまうだろう。
ドリックスは超光速航行の秘密と引き換えに、宇宙外からの噴出物に対処する一方的な権限を与えられた。その噴出物の中でも特に多いのが、フォモーリ・エルドラージ戦争で生じた残留エルドラージ汚染である。数千年前にフォモーリは姿を消したが、ドリックスはそれ以前にフォモーリと同盟を結び、エルドラージとの戦争に参加していたのだ。その戦争は終結し、エルドラージの波は鎮静化した。以来ドリックスは熟練のエルドラージ狩人であり続けている。彼らは実存の織物を用いて重要なエルドラージの潜在的存在を特定・暗殺することでこの巨大な貪食者の復活を遅らせ、そして願わくば阻止しようとしている。
重要人物
[編集]- アクサヴァー/Axavar - 元エルドラージ狩人。男性。終わりなき暗殺任務に辟易し離反、逆に狩人を妨害するようになった。
登場
[編集]登場作品・登場記事
[編集]- Planeswalker's Guide to Edge of Eternities/プレインズウォーカーのための『久遠の終端』案内(Daily MTG 2025年6月20日 Miguel Lopez, Jay Anneli, Amanda LaFranco, and Laurel Pratt著)
- The Wefthunter/虚空間狩人(Magic Story 2025年7月3日 Aimee Ogden著)
脚注
[編集]- ↑ 解きほぐし/Unravelのフレイバー・テキスト
- ↑ 群れの刃/Blade of the Swarmのフレイバー・テキスト