ソセラ/Sothera
ソセラ/Sotheraは、ソセラ星系/The Sothera systemの中心的天体。かつては恒星だったが、現在ではスーパーヴォイド/Supervoidと化している。
解説
[編集]ソセラとは、ソセラ星系の中心に座すスーパーヴォイドの名称である。ピナクル/Pinnacleの慣例に従い、星系の名称はその系を構成する他のすべての天体が周回する重力的中心にちなむ。
ソセラの年齢は数十億歳である。星としては若く、その死は(星の死としては)突然訪れた――それは単なる大災害ではなく、連鎖的に続く大災害だった。かつてソセラ星とその子供たる惑星たちは、星間の霊気/Aetherの巨大な雲の中をさまよっていた。若く空腹だったソセラ星は、食べきれる以上のものを食べた――ケーキを食べ過ぎた。そして自ら破裂し、崩壊を始めた。そのコロナは核の炎となって恐ろしくも美しく燃え上がり、何百万キロメートルもの広範囲に輝いた。
この死に際の発作はソセラに近いふたつの子惑星を襲い、ひとつは原子にまで分解されてしまった。もうひとつは枯れ果てて中心核しか残らなかった。現在より数世紀前、ソセラ星系唯一の在来種であるカヴ/Kavは、ソセラ星の崩壊がもたらす大惨事の範囲と規模を把握できる程の技術水準に達していた。来たる破滅を怖れたカヴは、種族全体の移住計画に乗り出した。
この猛烈な活動はピナクルの注意を惹きつけた。ピナクルはソセラを訪れ、超光速前哨基地(無限導線/Infinite Guidelineのための久遠の柱/Eternity columnの一本)を建設し、接続された終端/The Edgeの他地域へとこの星系を開放した。
ソセラになだれ込んだ集団の中でも、この星系に最も直接的かつ顕著な影響を与えたのはモナステリアット/The Monasteriatのモノイスト/Monoistたちである。彼らが到着する以前、ソセラ星はピナクル標準年で200年以内に超新星爆発を起こすと見積もられていた。モノイストたちはソセラの崩壊を捕獲して方向転換させ、セカー/Sekharと呼ばれる珠を持ち込み、ソセラの崩壊を内側に向けて自壊させ、スーパーヴォイドへと変えた。彼らはその信仰における救世主、「切り倒す者/The Immortal Faller」からの発信を求めて“終端”をくまなく捜索していた。「切り倒す者」は信者たちへと千番目のスーパーヴォイドを指し示しており、ソセラこそがその千番目のスーパーヴォイドなのだ。
スーパーヴォイドは光子の環に囲まれている。これはスーパーヴォイドを生み出した恒星の本体が、巨大な重力によって引き伸ばされ歪んだものだ。光子の環は主系列星に比較すると暗いものの、それでも系内の生命を十分に維持できるほどの光、熱、放射線を発散している。モノイストによる人工的な介入か、あるいは自然現象として星がスーパーヴォイドへと崩壊したなら、超新星爆発による星の死を未然に防ぐことができる。ソセラの光子の環は力強く、ススール・セクンディ/Susur Secundi、カヴァーロン/Kavaron、エヴェンド/Evendo、アダージア/Adagiaの四惑星を生命居住可能領域に保つだけのエネルギーを放出している。だがそれらの更に外側の惑星ウスロス/Uthrosまでは十分に届かず、ここで炭素生命を維持することはできない。
登場
[編集]登場カード
[編集]登場作品・登場記事
[編集]- Planeswalker's Guide to Edge of Eternities/プレインズウォーカーのための『久遠の終端』案内(Daily MTG 2025年6月20日 Miguel Lopez, Jay Anneli, Amanda LaFranco, and Laurel Pratt著)