カヴァーロン/Kavaron
- アダージア/Adagia(白/第三惑星)
- ウスロス/Uthros(青/第四惑星)
- ススール・セクンディ/Susur Secundi(黒/第一惑星)
- カヴァーロン/Kavaron(赤/双子第二惑星の一つ )
- エヴェンド/Evendo(緑/双子第二惑星の一つ )
カヴァーロン/Kavaronは、ソセラ星系/The Sothera systemの惑星の一つ。
解説
[編集]公転軌道を共有するエヴェンド/Evendoとともに双子第二惑星と呼ばれるカヴァーロンは、カヴ/Kavの故郷の星であり、かつては緑豊かで資源に恵まれた岩石惑星だった。だが今や宇宙空間へと朽ち果てゆく抜け殻の廃墟と化してしまっており、物あさりやワイルドキャット/Wildcat、カヴ帝国の歴史収集隊/Memorial teams、そして宝探しに食い荒らされている。惑星カヴァーロンが崩壊したのは、カヴが豊富なモーキサイト/Moxite鉱脈を求めて何世紀にも渡る工業的露天掘りを続けた結果である。惑星の形状が著しく損なわれ、宇宙空間へと崩れはじめたのだ。種の存続のため、カヴの帝国は宇宙進出計画を大急ぎで推し進めた。最終的にカヴは崩壊の進行を遅らせ、宇宙への移住と、惑星の歴史と文化を可能な限り収集・保存するための十分な時間を稼ぐことができた。
カヴは惑星カヴァーロンを「旧カヴァーロン/Kavaron Before」と「現カヴァーロン/Kavaron That Is」の二つの半球に分けて認識している。旧カヴァーロンは地殻変動を抑え込んだカヴァーロンの地塊、この惑星最後の安定した地表の名残である。カヴは長さ数十キロメートルにも及ぶ柱のような巨大アンカーを環状に突き刺して地殻を安定化させた。アンカーの壁の外側ではカヴァーロンは重力によって引き裂かれ、震動しながら宇宙空間へと崩れ去りつつある。壁の内側では、カヴァーロンの帝国が惑星中の記念碑、驚異的建築、偉大な芸術作品、そして途方もない年月に及ぶ文化財を収集している。旧カヴァーロンには非常に多くの惑星人口が今なお残っている――カヴァーロンを破滅させた大災害は今なお人々の記憶に新しく、惑星中の人口を自由浮遊宇宙ステーションへと脱出させる作業が進行中である。そのため、壁内はそれ自体が記念碑的巨大都市、国家規模の屋外型博物館といった様相を呈している。非常に混み合っており、何百万という人々が新しいステーションの建設や打ち上げ、遺物の目録作成や梱包、そして壁外で着実に進行する大災害に対抗するための地殻変動緩和壁の維持に取り組んでいる。
壁外のカヴァーロンは現カヴァーロンと呼ばれ、荒れ狂う破滅的な風景が広がっている。それは風景というよりは、微小隕石の雲から大陸規模の岩塊までもが荒れ狂う重力嵐と表現する方が近い。ここには「記念堂/Memorial vaults」の噂が漂っている――惑星崩壊の初期に建設された堅牢な自己完結型の貯蔵施設であり、遺物や宝物や記念碑、そして当時はカヴァーロンに運ぶことが叶わなかった文化的に重要な場所までもが保管されていると言われている。
真偽はともかく、この類の噂は星系全体から物あさりや宝探しを引き寄せている。それらに対抗するのが、旧カヴァーロンの歴史収集隊である。彼らは古代の宝物を救出するために奔走している。大規模な採掘会社にとっては規模の小さすぎるモーキサイト鉱床を探す山師たちにとっても、現カヴァーロンは人気の目的地だ。主鉱脈は枯渇しているものの、小規模なチームにとってはそれらの残り物が人生を変えるほどの富をもたらすこともある。さらにこういったチームは歴史収集隊が回収を終えた遺跡をしばしば荒らし、損傷したり開いたりした遺物庫に回収する価値のあるものが残っていないかと探す。もっと狂暴な物あさりは、物品を輸送中の歴史収集隊を襲うことすらある。
最終的には、惑星カヴァーロンは滅亡する運命にある。地殻変動緩和壁(カヴはそれをデュラヌー/Duranuw、あるいはモルドレインの環/The Mordraine Ringと呼んでいる)の最外郭リングの塔門は、惑星の崩壊によってすでに何本もが失われている。壁は確かに重力によるひずみの暴力的な影響を遅らせ、旧カヴァーロンの足元にある大地の揺れを鎮めてはいるが、それを止めることはできない。いずれにせよ、この世代のカヴとその子孫たちは、適切な代替惑星が見つかるまで終端/The Edgeへと追放されることになるのだろう。
登場
[編集]登場カード
[編集]登場作品・登場記事
[編集]- Planeswalker's Guide to Edge of Eternities/プレインズウォーカーのための『久遠の終端』案内(Daily MTG 2025年6月20日 Miguel Lopez, Jay Anneli, Amanda LaFranco, and Laurel Pratt著)
その他
[編集]地球をモチーフにしたエヴェンドの「双子」第二惑星であるが、イラストは赤い地表をしていることから、おそらく火星がモチーフだろう。カヴァーロンでは資源を求めた結果惑星が崩壊したが、現在の火星はテラフォーミングの最有力候補であり、そこにおける資源採掘の方法が研究されている。